「先生のおとりよせ2」

中村明日美子、榎田ユウリによる「先生のおとりよせ2」が、本日2月23日に発売された。

「先生のおとりよせ」は旧知の間柄である中村と榎田が、マンガと小説をリレー形式で執筆していくグルメ作品。実在するお取り寄せグルメを軸に、タッグを組んでコラボ作品を執筆しているマンガ家・中田みるくと、官能小説家・榎村遥華の食事情が綴られる。約4年ぶりの新刊となる2巻では「パン豆 伊予柑」「モチクリームベストセレクション」「米沢牛コンビーフ」「ピーナッツバター」などが登場。さらに30ページ超えの描き下ろしも収められた。

中村は「引き続き美味しくってクセになるものばかりご紹介しておりますので、おりおりお試しいただければ幸いです」とコメント。また榎田は「文字で味や美味しさを伝えるというのは難しいもので、その点を悩んだことはありましたが、キャラのふたりは実によく動いてくれました。もはや自分の親戚のように感じています(笑)」と語っている。

同作はpixivコミック内の「クロフネZERO」にて連載中。なお購入特典としてアニメイト、文教堂・アニメガではサインとコメント付きのイラストカードが用意された。

中村明日美子コメント

二冊目です。相変わらずの暴投合戦といった様相ですが。
引き続き美味しくってクセになるものばかりご紹介しておりますので、おりおりお試しいただければ幸いです。
ふざけた二人がふざけた食い道楽をしている漫画ですが、ご紹介させていただいた食べ物などなどについては実物や写真とにらめっこしながら、いつもの3倍くらい神経を研ぎ澄ませてお腹を空かせて描かせていただきました。
美味しそうに見えてたらいいな。どうぞよろしくお願いいたします。

榎田ユウリコメント

マンガと小説、交互で成り立っている作品というのはあまり多くないと思います。明日美子先生のテンポのよさをお手本に、小説のほうもアップテンポを心がけましたが、読者のみなさまにお楽しみいただけたか、気になるところです。
私自身は最初から最後まで楽しいお仕事でした! 文字で味や美味しさを伝えるというのは難しいもので、その点を悩んだことはありましたが、キャラのふたりは実によく動いてくれました。もはや自分の親戚のように感じています(笑)。
この本を手にしてくださった方に、美味しいひとときが訪れますように!

(c)Asumiko Nakamura/Yuuri Eda/libre 2018