俳優の賀来賢人が、フジテレビ系月9ドラマ『海月姫』(毎週月曜21:00~)に、26日放送の第7話から出演することが19日、明らかになった。アパレル業界の異端児、カイ・フィッシュ役で登場する。

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    『海月姫』に出演する賀来賢人=フジテレビ提供

主演の芳根京子演じる筋金入りの"クラゲオタク女子"・倉下月海が、大物政治家を父に持つ兄弟と三角関係になって恋を知り、新しい生き方を見つけていく姿を描く同作。賀来は、初の地上波ドラマ出演作『太陽と海の教室』(2008年)以来、10年ぶりの月9ドラマ出演となる。

賀来が演じるカイ・フィッシュは、香港やシンガポール、ソウルなどアジア各国でセレクトショップを展開する実業家。最近は日本に力を入れており、ある日、最近出店した東京のセレクトショップの状況を視察しに来ていた際に、クラゲドレス「ジェリーフィッシュ」を軌道に乗せようと奔走している月海(芳根)や蔵之介(瀬戸康史)たちに偶然に出会い、月海たちが手にしていたクラゲドレスを一目で気に入る。

この出会いが月海の人生を大きく変えていくことになり、フジテレビ編成部の渡辺恒也氏は「賀来賢人さんの、人なつっこさと鋭さとを持ち合わせる謎めいたイメージが、カイのイメージとこれ以上ないほどに合致していると感じ、オファーさせていただきました」と狙いを語る。

「『太陽と海の教室』に出演して以来、(フジテレビの)湾岸スタジオに来る機会がほとんどなかったので、衣装合わせの段階から緊張が止まりませんでした」という賀来。芳根とは初共演だが、「とにかく現場を明るくするパワーのある方。とても素敵な座長さんで、良い現場の空気を芳根さんが作ってらっしゃいました。素敵な空気に乗っかっていきたいです」と印象を語っている。