「結婚したい」と言い続けていたお笑い芸人の横澤夏子(27)が、27歳の誕生日を迎えた昨年7月20日に1歳年上の一般男性ダイキ君"と結婚。婚活パーティーに通い見事結婚をつかみとった横澤に、結婚を夢見る独身女性へのアドバイスを聞いた。

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横澤夏子

――婚活パーティーに100回くらい通い、そこで旦那さまと出会われたそうですが、パーティーで「横澤さんだ!」と騒がれませんでしたか?

半々でした。「なんでここにいるんですか?」「本物ですか?」って言ってくれる方もいましたけど、「えーー!」って引いていく方がほとんどでした。でも、まだそんなにテレビに出ていなかった頃だったので、そんなにです。

――婚活パーティーを成功させるコツを教えてください。

おもしろくなくても笑うこと。盛り上がっているっていう風にすると次にまた会いたいと思ってもらえる。あと、その日デートに誘われやすい服装で行くのもポイントかな。めっちゃきれいな服装だとちょうちん横丁とか連れて行きにくいけど、ちょっとカジュアルな服装でハイボールジョッキで飲んじゃいますみたいな人がモテてたイメージがあります。そういう人気のある人をマネるようにしていました(笑)

――婚活パーティーっていきなり出会う人ばかりなので、「この人本当にいい人かな?」と心配にならなかったですか?

そうなんです。全員怪しくみえるんですよ。だけど、50対50で一度に50人に会って一人ずつ面接のようなことをしていたら、どんどん感覚が研ぎ澄まされて、なんとなく第一印象でいい人か見極められるようになるんです。「この人女性と話したことがないだけで、いい人なのかもしれないな」とかわかるようになって、婚活ズハイになりました!

――すごい! 人を見極める能力は今後も生かされそうですね。

本当にすごい勉強になりました。コミュニケーション能力の練習というか、初対面の人としゃべるのはすごい疲れてましたけど、世の中にこういう人もいるんだって知れたり、私こういうしゃべり方しちゃったとか気付けたり、仕事でお会いする人としゃべる壁もなくなりました。良い人に出会えない時期は、そういうプラスなことを考えるようにしていました。

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――トーク力が磨かれるというのはいいですね。

そうなんです。しゃべりすぎてもいけないし、相手のことを聞きすぎてもいけないし、とても人生の勉強になりました。ぜひみなさんにも行っていただきたいです。

――婚活パーティーでつらかったことはありますか?

「なんで私が行かなきゃいけないんだろう」と思ったり、「なんで私に出会いがないんだ」とかイライラしていたときがありました。30回から60回あたりの期間に。でも、「ここに来なかったら出会いがないんだ」って思えばガチになる。実際にそこの出会いしかなかったので通い続けましたね。

――最後に結婚を目指している独身女性にメッセージをお願いします。

100回婚活パーティー行かないと結婚できないっていうわけじゃないですから。私は100回って遠回りしましたけど、1回のパーティーで仕留めた友達もいますから。ぜひ1回でも話の種に行ってみてください。そして、もしすぐ結果が出なくても、人生にとって絶対プラスになると思うので、くじけるな! そうお伝えしたいです(笑)

■プロフィール
横澤夏子
1990年7月20日生まれ、新潟県糸魚川市出身。高校卒業後、2008年にNSC東京校に第15期生として入学。2015年3月に行われた若手芸人コンテスト「彩バトル」で女性初の優勝を果たし、アラサーOLなどの"あるある"ネタでブレイク。"ひとり芸"のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり』では2016年、2017年と2年連続で決勝に進出。私生活では27歳の誕生日である2017年7月20日に1歳年上の一般男性"ダイキ君"と結婚した。