■総評
調査の結果、旅行で重視したいのは、「価格」と「内容」とでは「内容」が65.7%、「価格」は34.3%と、3分の2ほどが「内容」を選択した。旅行において最も大事だと思う項目は、「一緒に行くメンバー」が27.3%で最多となった。以下、2位「食事・ご当地グルメ」(23.0%)、3位「観光スポット」(20.3%)、4位「宿」(13.2%)、5位「温泉」(8.0%)、6位「移動手段」(5.1%)、7位「買い物」(2.3%)、8位「その他(自由回答)」(0.9%)と続いた。
半数以上の人が、旅行の「価格」よりも「内容」を重視する中、最も大事だと思う項目は「一緒に行くメンバー」となった。寄せられたコメントにも、同行メンバーに気を遣うと旅行を楽しめない、あるいは気の合わない人との旅はつまらない、などの、実体験に基づくと思われるものが多い。やはり旅行は、気の合った仲間とわいわいと騒ぎながらするのが一番、ということのようだ。
2位「食事・ご当地グルメ」、3位「観光スポット」を推した人は、旅は非日常を味わうものであり、その土地ならではのグルメや名所を楽しむことが一番重要である、と捉えている。5位「温泉」も、地元では体験することができない名湯・秘湯を旅の目的としているという意味では「観光スポット」の一種とも言えるかもしれない。
4位「宿」、6位「移動手段」は、実際の観光以外の部分で高いクオリティや利便性を求める、という意見。これらが充実していれば、旅行自体をストレスなく、心置きなく楽しめるということのようだ。7位「買い物」には、旅先でのショッピングを楽しむというよりも、お土産を買うことを重視する声が寄せられている。
今回のアンケートでは、旅行で最も大事だと思う項目をひとつ選んでもらう形式だったため、実際の選択に関しては「どれを選ぶべきか」を悩んだ人もいることだろう。特に上位3つの得票はかなり拮抗しており、それぞれが重要な要素となっていることがうかがえる。実際に旅行をするにあたっては、同行メンバーや現地での食事、観光スポットなどさまざまな要素を検討し、日程や費用なども考慮しつつ、十分に納得いくように計画を練るのが一般的なのかもしれない。
調査時期: 2017年12月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性665名 女性336名 合計1,001名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません