ニューカレドニア政府観光局はこのほど、8月26日に開催される「第36回ニューカレドニア・モービル国際マラソン」に関して、"公務員ランナー"として知られる川内優輝選手が招待選手として出場することを発表した。

  • ニューカレドニアの8月は平均気温20度で湿度も低く、マラソンに最適な季節   (c)COMINC

    ニューカレドニアの8月は平均気温20度で湿度も低く、マラソンに最適な季節 (c)COMINC

1983年に初開催され、2018年で36回を数える「ニューカレドニア国際マラソン」は、首都ヌメアのアンスバタ・ビーチロード、シトロン湾沿いなど、ニューカレドニアの美しい海を背景に爽快なランニングを体感できる大会。フルマラソンからファン・ランまであり、初心者から上級者まで幅広いランナーが出場できる。

川内優輝選手は10年前に同大会に参加し、ハーフマラソンで優勝している。そして、記念すべき2018年の大会ではフルマラソンで大会新記録を狙っている。また今回は、優輝選手の弟で数々の国際大会にて優勝経験のある川内鴻輝選手も出場予定。さらにレース前日の説明会では、川内選手によるトークショーも予定している。

  • 川内優輝選手は10年前に同大会に参加し、ハーフマラソンで優勝している

    川内優輝選手は10年前に同大会に参加し、ハーフマラソンで優勝している

南半球に位置するニューカレドニアの8月は、平均気温20度で湿度も低く、マラソンに最適な季節。マラソン以外にも各種マリンアクティビティーはもちろん、ハイキングやゴルフ、サイクリングなどの陸でのアクティビティーも盛んに行われる時期となる。

マラソンに参加した後は、各種アクティビティでニューカレドニアを存分に楽しめる。また、ここでは食事も旅の楽しみのひとつ。ニューカレドニアはフランス領 "美食の島"としても知られている。

ニューカレドニア観光局日本支局長の小早川薫氏は、「8月の夏休み最後の思い出に家族で参加もいいですし、海外のマラソン大会に出たいけどちょっとハードルが高いかもと悩んでいる方にはぜひ時差も2時間と少なく、直行便で約8時間のニューカレドニアで走って気軽に海外大会のひとつとして楽しんでいただきたいです」とコメントしている。

8月25日には川内鴻輝選手などとともに1時間ほどの朝ランを予定。また、Henri MILLIARD競馬場にて競技説明会や招待選手紹介、個人用ドリンク預け入れおよび歓迎パスタパーティー、川内優輝選手によるトークショー(無料)を実施する。

レース当日の26日は、Henri MILLIARD競馬場前にてマラソンからスタート。その後、ハーフマラソン、10kmファンラン、5kmミニレイド・ウァントロ、アニエス・チャレンジ(子どもレース)が順次、スタートする。全ての種目のフィニッシュは競馬場メインスタンド前となる。

レース後には、Henri MILLIARD競馬場にて表彰式・カクテルパーティー(無料)を開催する。表彰式ではカテゴリー毎に表彰し、賞金・賞品を授与。なお、マラソン・ハーフマラソンの完走者には、ゴール時の写真が配布される。

ツアーおよび個人エントリーの日本人参加者(フルマラソン、ハーフマラソン)は土曜日の朝RUN、パスタパーティー、トークショー、大会、表彰式、カクテルパーティーに参加できる。大会詳細はニューカレドニア観光局内のサイトを参照。また、各旅行会社より「ニューカレドニア・モービル国際マラソン」参加ツアーが催行される予定となっている。