女優の中条あやみが主演を務める映画『3D彼女 リアルガール』(2018年秋公開)の追加キャストが16日、明らかになった。

  • 清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう

    上段左から清水尋也、恒松祐里。下段左から上白石萌歌、ゆうたろう

同作は那波マオによる少女漫画を映画化。派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(中条)が、アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する筒井光(佐野勇斗)に告白したことから、「美女とオタク」のラブストーリーが始まる。

色葉と筒井と同じ高校に通う同級生、イケメン・高梨ミツヤを演じるのは、清水尋也。イケメンながら少し残念な一面を持ち、色葉と交際する筒井を敵視する。また、ミツヤに想いを寄せるキャピキャピ女子・同級生の石野ありさ役に恒松祐里、筒井の後輩で2次元オタク女子の綾戸純恵役に上白石萌歌と、若手実力派が揃った。

筒井の良き理解者であり、唯一の友人"ネコ耳"命の優しいオタク仲間・伊東悠人を演じるのは、モデル兼古着屋のカリスマ店員で"かわいすぎる美少年"と話題のゆうたろう。同作が映画初出演となる。

プロデューサーは「"ミツヤ・石野さん・綾戸さん・伊東"という4人のキャラクターは、一般的には"脇役"になりがちなのですが、脚本の段階から、英監督とは『色葉&筒井だけでなく、4人の誰かにも観客の皆さんに共感して貰える様、それぞれのエピソードや個性を大事に描こう』と話していました」と振り返る。「キャスティングの際も、その4人の個性を大切に演じて貰える方を、という目線でお願いしました」と起用理由を明かし、「真夏の暑い中、撮影は過酷でしたが、とにかく6人は本当に仲良く元気いっぱいに演じてくれて、そんな雰囲気が作品にもきちんと表れていると思いますので、完成を楽しみに待っていてください」とアピールした。

高梨ミツヤ役 清水尋也コメント

撮影を終えての感想ですが、現場が常に笑いに包まれていました。アドリブの嵐で、たまにキャラを見失いそうになった程です。英監督は本番中もモニター前で爆笑してましたし、人生で1番ボケた1カ月間でした。
人生で初めて金髪チャラ男を演じたので、僕にとって今作は1つの挑戦でした。観る方は替えの腹筋を用意して下さい。自らハードルを上げましたが、応えます。リアルに面白いです。このチームで映画を作れた事を幸せに思います。

石野ありさ役 恒松祐里コメント

石野さんはとにかく明るくてパワフルな女の子だったので、それを前面に出して撮影中は過ごしていました! キャストの6人とは初対面の人もいたのに、物凄く仲良くなれてみんなでお芝居をするのが楽しかったです。
本作は普通なら仲良くなりそうもない立場の6人が学校のヒエラルキー関係無く、仲間になっていくというのが魅力の一つだと思います。実際に物凄く仲良くなった私たちでしか出せない映像を見て頂きたいです!

綾戸純恵役 上白石萌歌コメント

少女漫画原作の作品に挑戦するのは今回が初めてで、既にイメージが出来上がっている役柄に息を吹き込む作業はとても新鮮でした。私が演じる綾戸は、自分の世界の中だけで生きているような女の子ですが、初めての恋を経験して成長していきます。恋には人を変える力があるのだと実感した作品でした。
同世代6人で個性をぶつけ合って作り上げたこの作品は、とても色鮮やかに、みずみずしく仕上がっていると思います。誰かを想うことの素晴らしさを教えてくれる作品です。スクリーンの中で私達と是非一緒に青春を味わいましょう!

伊東悠人役 ゆうたろうコメント

とにかく周りのみなさんに助けられました。最初は初めての映画撮影の現場で不安しかなかったんですけどキャストのみんなが同世代っていうのもありすぐ仲良くなれた事がほんとに嬉しくて、お芝居の事も色々と相談出来たので緊張なく撮影に挑めました。正直戻れるなら戻りたいです。こんなにキラキラした現場で伊東くんとして過ごせた1カ月半が幸せでした。
原作ファンの方、英監督のファン、キャストのファン、年齢性別問わず色んな方に観て頂きたいです。個人的には伊東くんの猫耳に是非注目して観て頂けたらなと思います。ご家族お友達恋人、はたまた1人で(僕は応援してます)劇場までキュンキュンしに行ってください!!