航空会社の格付けを行っているAirlineRatingsは1月3日、世界で最も安全な航空会社トップ20の2018年版を発表した。同調査は独自の7つ星評価システムを用いて、409社の航空機の安全性と機内製品を評価しており、重要な要素として航空関連機関や団体の監査、航空事故や機齢などが考慮されている。

  • 409社の航空機の安全性と機内製品を評価

    409社の航空機の安全性と機内製品を評価

以下がトップ20の航空会社(アルファベット順)であり、AirlineRatings.com編集長は「これらの航空会社は業界で傑出しており、安全性と革新において抜きん出ている。例えば、カンタス航空は過去60年間にわたり安全上において革新的な航空会社であり、ジェット化以後に死亡事故がないことは驚くことです。同様にハワイアン航空やフィンエアーのような長い歴史をもつ航空会社も、ジェット化以後に完璧な記録を残している」と評価している。

ニュージーランド航空
アラスカ航空
ANA
ブリティッシュ・エアウェイズ
キャセイパシフィック航空
エミレーツ航空
エティハド航空
エバー航空
フィンエアー
ハワイアン航空
JAL
KLMオランダ航空
ルフトハンザドイツ航空
カンタス航空
ロイヤルヨルダン航空
スカンジナビア航空
シンガポール航空
スイスインターナショナルエアラインズ
ヴァージン・アトランティック航空
ヴァージン・オーストラリア航空

また、LCCを対象にした安全性の高い航空会社ベスト10(アルファベット順)も発表している。

エア・リンガス
フライビー
フロンティア航空
香港エクスプレス
ジェットブルー
ジェットスター・オーストラリア
トーマスクック・エアラインズ
ヴァージン・アメリカ
ブエリング航空
ウェストジェット

他方、最低ランク(1スター)の航空会社も発表。ネパール航空、タラ・エア、トリガナ航空、イエティ・エアラインズの名前が挙げられた。