AIRDOは2018年12月20日をもって就航20周年を迎えるにあたり、新制服の導入や叶える翼キャンペーンなど、今後1年間にわたって様々な周年事業を展開していく。新制服は、2018年12月20日より着用を開始する。

  • 客室乗務員の歴代制服 (中央右が初代、中央左が2代目、両端が現行)

    客室乗務員の歴代制服 (中央右が初代、中央左が2代目、両端が現行)

現行の3代目制服は2009年4月1日より着用を開始した。新制服は、客室乗務員、空港係員、運航乗務員、および整備士が対象で、全体コンセプトは「『北海道の翼』としてのオンリーワンの体現」と定めた。各職種において方向性を定め、今後デザイン選定を進めていく。2018年の後半には、新制服のデザインを定める見通しとなっている。

また、「叶える翼キャンペーン」として、叶えたい願いを応援するプレゼントを展開する。就航20周年を記念して、エア・ドゥに乗って叶えたい願いを募集し、叶えたい願いのエピソードを200文字程度、特設WEBサイトのキャンペーンページより投稿する。その後、同社による審査の上で、各賞を選出・贈呈する。

叶える翼賞として2組にペア往復航空券と願いを叶える応援資金として賞金10万円を、また、AIRDO賞、20周年感謝賞も用意する。応募期間は2018年1月5日~3月31日までとなる。

  • 就航10周年で植樹を実施。現在の状況 (2017年10月ドローンにて撮影)

    就航10周年で植樹を実施。現在の状況 (2017年10月ドローンにて撮影)

また、2018年秋には、千歳市幌加地区において記念の植樹を実施する予定。同地区では2008年の就航10周年を機に、AIRDOの文字が浮き出るように樹種を変え植樹を行っており、10年が経過し、文字の部分のトドマツは約4m、地の部分のカラマツは約8mにまで成長している。

常緑樹・落葉樹の違い、成長の違いに伴う高低差により、文字の判別が可能となったが、現状では生育不良部分が見られ、また、今後の成長には除伐や間伐が必要なことから、就航20周年、北海道命名150年を迎える記念の年に、「育樹」の観点も踏まえた「植樹」を行うこととした。

ほかにも、札幌市立大学との共創事業として、「叶える翼」ステッカーを制作し、エア・ドゥの機内で配布することも構想している。