LCCのスクートは12月19日、関西=ホノルル線の運航を開始した。同路線は、週4便のシンガポール=関西=ホノルル線となり、スクート初の米国路線となる。初便の搭乗者は319人で搭乗率は97%だった。
今回の関西=シンガポール/ホノルル線は全て、8台のクルー用寝台を装備した座席総数329席(うち、スクートビズ18席)のボーイング787で運航する。エコノミークラスにも、スタンダードシート(足元スペース=シート・ピッチ78.74cm)、ストレッチシート(同86.36cm)、サイレント・ゾーン(12歳以下の乗客の立ち入りを制限した客室)を用意している。
スクートのCCOであるビノード・カナン氏は、「スクートは日本に就航して5年が経ちました。これまでアジアの人気都市、バンコク・高雄・台北・そしてシンガポールに運航しておりましたが、さらにこの度人気リゾートの米国・ホノルルへも就航できることを大変うれしく思います。この5年間、スクートを支えていただいた日本の皆さまに感謝するとともに、今後もさらなる成長を続けていきます」とコメントしている。
また、日本・韓国支社長の坪川成樹氏は、「スクートはこれまでアジアを中心にネットワークを広げてまいりましたが、今後はハワイだけでなくヨーロッパ等の就航地を増やすことによって新たな需要を創り出し、長距離LCC市場を牽引してまいります」とコメントしている。