フジテレビで15日(21:00~22:52)に放送されたドキュメンタリー特番『ザ・ノンフィクションSP 人殺しの息子と呼ばれて…』の番組平均視聴率が7.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録したことが18日、明らかになった。

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    『人殺しの息子と呼ばれて…』より=フジテレビ提供

同番組は、今年10月にフジテレビローカルのドキュメンタリー枠『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~)で放送された、2002年に発覚した北九州連続監禁殺人事件の犯人の息子(24歳)が、初めてメディアのインタビューを受けた番組を再編集したもの。

顔は映さないが、肉声を公開するリスクを負い、想像を絶する証言の数々に大きな反響が集まり、10月の放送では「前編」(15日)の視聴率は、日曜昼帯にもかかわらず6.3%、「後編」(22日)は10.0%に跳ね上がった。

今回のSP版は、全国の視聴者から「ぜひ全国放送でもやってもらいたい」という声が寄せられたことを受け、番組史上初めて全国ネットで放送。

裏に映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の地上波初放送(日本テレビ 21:00~23:39、視聴率12.2%)、『金曜★ロンドンハーツ3時間スペシャル』(テレビ朝日 19:00~21:48、9.8%)『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS 20:00~22:00、11.5%)という強力番組が並ぶ中、同局が従来得意としていなかった高年齢層を取り込んで健闘した。