ポイントを貯めて使えるポイントカード。忙しい社会人にとっては、キャッシュレスもその魅力の一つだろう。特にデートでは、賢くスマートに精算したいもの。そこで本稿では、ネットエイジアによる「日本人のポイント活用に関する調査」結果を紹介しよう。

調査期間は11月8日~13日。対象は、20歳~49歳の男女2,000名(男女各1,000名)。

人気のポイントサービス

調査ではまず、利用しているポイントサービスを聞いたところ、1位「Tポイント」(69.7%)、2位「楽天スーパーポイント」(54.0%)、3位「Pontaポイント」(51.3%)、4位「Amazonポイント」(26.7%)、5位「nanacoポイント」(25.0%)と、"共通ポイント"が上位となった。

ポイント活用で節約上手・買い物上手

  • ポイント活用に対する意識・態度/日常的に利用している人に対するイメージ

    ポイント活用に対する意識・態度/日常的に利用している人に対するイメージ

次に、ポイントサービスや電子マネーに対する意識・態度について聞いたところ、「ポイントサービスが好き」(83.4%)や「ポイント活用で節約ができた」(71.1%)という人が7割を超えたほか、「電子マネーやポイントで全ての支払いをしたい」という人は57.5%となり、およそ6割の人がキャッシュレス志向であることがわかった。

続いて、ポイントを日常的に利用している人に対するイメージを聞くと、「節約が上手そう」(74.6%)や「買い物が上手そう」(67.4%)など、賢く消費しているイメージが上位に。また、46.0%の人が「恋人・配偶者にしたい」と回答した。

デートでのポイント活用術

デートで訪れるレストランやショップ等でも、ポイントサービスを活用できる場面は少なくない。そこで、デート相手のポイント活用の仕方で、好感度が上がることや下がることはあるのかを確認すると、「好感度がアップすることがある」という人は49.0%、「好感度がダウンすることがある」という人は58.2%となった。

  • 好感度がアップする・ダウンするポイント活用術

    好感度がアップする・ダウンするポイント活用術

では、どのような活用方法が好感度をアップさせたり、ダウンさせたりするのだろうか。デート相手がしてくれたら、好感度がアップするポイント活用術を聞いたところ、「相手の分もポイントで支払い(おごり)」(33.7%)、「ポイントで得した分でプチギフト(お菓子など)を購入・贈呈」(29.9%)、「ポイントで得した分を普段のデート予算に上乗せしたプチ贅沢デート」(28.5%)が上位に並んだ。

一方、好感度がダウンするポイント活用術は、「ワリカンして自分の分はポイントで支払い」(37.7%)、「自分の貯めているポイントが貯まるお店を優先したお店選び」(34.5%)、「ポイントカードを忘れたので、そのお店で買うのをやめる」(32.7%)、「まとめて会計して相手の支払い分でも自分のポイントを貯める」(31.8%)、「財布が厚くなるくらい沢山のポイントカードを所持・使い分け」(25.4%)など。

貯めているポイントをデート相手のために使う活用術は好感度アップに繋がるが、ポイント利用にこだわりすぎて、自分の分だけポイントで支払ったり、ポイント中心のお店選びもデートを白けさせてしまうよう。デートをより楽しむためには、あくまでもさりげなく活用することが大切であると言える結果となった。