東北新社は11月29日、同社運営のサイト「家men」にて実施した、「家族を持つ男性の幸福度」に関する調査結果を発表した。調査は10月31日~11月2日、全国の20~40代の子どもを持つ既婚男性2,444名を対象に、インターネットで行われた。

家族のために、毎日へとへとになるまで働き続ける男性。家事は女性に任せておけば良かった時代もあったが、今はそうもいかない。家族を持つ男性は普段、どのような家事をこなしているのか。そして、そんな日々に、どのくらいの幸せを感じているのだろうか…。早速、調査結果を見ていこう。

担当家事は「ゴミ出し・食器洗い・風呂掃除」

  • 家族を持つ男性の幸福度に関する調査 普段実施している家事

    普段実施している家事項目(働いている日・働いていない日)

普段実施している家事を教えてもらったところ、働いている日・働いていない日ともに、「ゴミ出し」「食器洗い」「浴室の掃除」が上位に。幸福度でみると、「窓をふく」がもっとも幸福度が高かった。

家事に費やしている時間については、働いている日は「15分未満」(23.9%)、「15~30分未満」(22.1%)と、約半数が30分未満という結果に。幸福度は、「105~120分未満」の人がもっとも高く、75.7点。「105~120分未満」を基準として、家事時間が長い方が幸福度が高い傾向にあることがわかった。

都道府県別 家庭生活における幸福度ランキング

続いて、「あなたの家庭生活における幸福度を100点満点で教えてください」と質問したところ、全国平均では72.4点という結果に。都道府県別では、1位「佐賀県」(79.3点)、2位「新潟県」(77.9点)、3位「沖縄県」(77.8点)となった。

1位の佐賀県の男性からは、「休みの日は、家族とのコミュニケーションがとれている」「家族の笑顔が見れたら癒されます」「家族がいるだけで楽しいからです」といったコメントが寄せられた。

  • 家族を持つ男性の幸福度に関する調査  幸福度ランキング(都道府県別)

    家庭生活における幸福度ランキング(都道府県別)