東京メトロは28日、大みそかから元旦にかけて全線で終夜運転を実施すると発表した。元日早朝には、千代田線北千住駅から小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅へ臨時特急ロマンスカー「メトロニューイヤー号」も運行される。
年末年始は12月30日から1月3日まで、各線とも土曜日・休日ダイヤで運転。大みそか深夜の終夜運転では、銀座線浅草~上野間で約7分間隔、上野~渋谷間で約15分間隔、その他の各線で約30分間隔の運転となる。丸ノ内線の終夜運転は池袋~荻窪間・中野坂上~方南町間で約30分間隔、その他、深夜1~2時台に池袋~銀座間で2往復運転する。
日比谷線・東西線・有楽町線は線内のみ約30分間隔の運転で、他社線への直通運転は行わない。副都心線は西武線・東武東上線への直通運転は行わず、東急東横線・みなとみらい線への直通運転は実施する。半蔵門線は一部列車が東急田園都市線へ乗り入れるが、東武スカイツリーラインへの直通運転は行わない。南北線は一部列車において埼玉高速線への直通運転を行い、東急目黒線への直通運転は行わない。
千代田線はJR常磐線(各駅停車)と一部列車で直通運転を行い、小田急線との直通運転は臨時特急ロマンスカー「メトロニューイヤー号」のみ。同列車は北千住駅を4時14分に発車し、千代田線内の大手町駅・霞ケ関駅・表参道駅に停車して小田急線へ。片瀬江ノ島駅には5時51分に到着する。終夜運転の実施を受け、「年末年始の各種イベントや『初日の出』の見物、初詣等にお出かけの際は、東京メトロをご利用ください」とのこと。