ロバート・ウォルターズ・ジャパンは11月28日、「AI脅威論」に対する考えを聞いたアンケート調査の結果を発表した。調査対象は外資系企業、グローバル展開の進む国内大手企業で働くバイリンガル会社員、有効回答は293人。

AI脅威論、年収により意識に違い

あなたの仕事はAIに奪われると思うか尋ねたところ、61%が「いいえ」、39%が「はい」と回答。年収別にみると、高プロとも呼ばれる年収1,000万~1,500万円未満の会社員では「いいえ」が73%に上ったのに対し、若手層・一般職人材など年収450万円未満の会社員では「はい」が54%となった。

  • あなたの仕事、AI・ロボットに奪われると思う?

同社は「専門スキル・経験値が豊富な上司層・高プロ人材は、AI・熟練した専門人材それぞれの得意・不得意への理解も深いことから漠然とした不安感の蔓延には至っていないものと考えられる」と分析している。

「AIに自分の仕事が奪われるときが来ると思う」と答えた人に、どんな対策をとるか聞くと、「ハードスキルを学びなおす」が10%、「足りない資質・ソフトスキルを磨く」が27%、「(前述の)その両方に取り組む」が55%との結果に。一方、「特に何もしない」という人も2%いた。

磨きたい資質・ソフトスキルは、「課題発見・解決能力」が33.7%と最も多く、次いで「創造力」が28.9%、「コミュニケーションスキル・交渉力」が26.5%。学びなおしたいスキルは、「経営」が32.1%、「情報・データ分析」が26.9%、「マーケティング」が17.9%の順となった。