都内・ダイバーシティ東京プラザにて、『機動戦士ガンダム』の大型イベント「GUNDAM docks」が日本初開催されるのを記念して20日、「GUNDAM docks at TOKYO JAPAN」オープニングセレモニーが実施された。イベントにはゲストとしてEXILEのMAKIDAI、鈴木奈々、声優の古谷徹(アムロ・レイ役)、小松未可子(イオリ・セイ役)らが参加した。

「GUNDAM docks」は、2013年の香港タイムズスクエアでの「GUNDAM docks at Hong Kong」を皮切りに、これまで香港、シンガポール、台湾でガンダムと大型商業施設がコラボした、海外発のガンダム大型イベント。2017年10月の「GUNDAM docks at TAIWAN」では、連日大盛況が続き、大きな話題を集めた。

「GUNDAM docks at TOKYO JAPAN」では、ダイバーシティ東京プラザの館内を各階によって異なるガンダムシリーズがジャック。柱やエントランス、吹き抜けガラス、エレベーターなど、いたるところにガンダムデザインを設置されているほか、1階・3階~5階にはシリーズに合わせた1/10サイズのガンダム立像を展示し、4階~6階の吹き抜けスペースには約2mの巨大なハロバルーンが登場している。また、4階イベントスペースには、まるでアニメの中に入り込んだような立体的な写真を撮ることができる3Dトリック写真の設置され、名シーンを再現することができる。イベントは2018年1月8日まで実施される。

また、20日に開催された「GUNDAM docks at TOKYO JAPAN」オープニングセレモニーは、国際的なイベントらしく、日本らしさを意識した和太鼓グループ「彩」による「翔べ!ガンダム」でスタート。アムロ・レイを演じる声優の古谷徹は、「ダイバーシティでGUNDAM docksが開催されるなんて、こんなにうれしいことはない」と、『機動戦士ガンダム』劇中の名ゼリフにかけて喜びを表現した。

MAKIDAIは「好きな『ガンダム』シリーズ」を聞かれ、「ファーストとの世代間の繋がりや、違った角度からの楽しみ方ができるので、『機動戦士ガンダムUC』。あとは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』という映画がすごく好きで……」と明かすと、アムロを演じた古谷は「いいですねえ『逆襲のシャア』。名作ですねえ」と心から共感。

一方、「ガンダム」初心者だという鈴木には、古谷は入門編として『機動戦士ガンダム』劇場版三部作を推薦し、さらに『逆襲のシャア』も「特にアムロ・レイがかっこいいのでオススメです!」と推していた。また、『ガンダムビルドファイターズ』で主人公イオリ・セイを演じる小松は、「『ビルドファイターズ』はシリーズを好きな人はもちろん、SDガンダムという『カワイイ!』と思えるガンプラも出てくるので、初心者でも楽しめる」と、別の角度からの楽しみ方を提案していた。

そしてイベントでは、ガンプラ好きでもあるというMAKIDAIのコレクションも一部公開。フォルムが好きだという『機動戦士ガンダム』に登場するMSギャンに、最強のパイロットであるシャア・アズナブルが搭乗したらどうなるか……という想像のもと、赤く染めた"シャア専用ギャン"を公開し、「ガンダム」ファンぶりを披露していた。

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