お笑いタレントのトミーズ雅が、来年1月16日にスタートするカンテレのドラマ『大阪環状線 Part3 ひと駅ごとのスマイル』(毎週火曜24:25~ ※関西ローカル)の1月23日放送の2話目で、テレビドラマに初主演。36年ぶりにリングに上がる。

トミーズ雅=カンテレ提供

このドラマは、JR大阪環状線の各駅を舞台にした1話完結のオムニバスドラマ。雅は、2話目の大正駅編「KOボーイ」に主演し、若手俳優・田中亨の父親役で元プロボクサーという役柄で登場する。

雅演じる利春は、現役時代に「コヨーテ利春」と呼ばれた元日本ボクシング・チャンピオンという役。現役時代、日本スーパーウェルター級1位になった経験もある元プロボクサーの雅だが、意外にもボクサー役を演じるのは初めてだといい、「最初台本見てわろたもんね。僕にしかできんのちゃうか思ったね」とにっこりだ。

こうして、36年ぶりにリングに上った雅だが、撮影を終えると「この3日で1年分くらい働きました。もうクタクタで、体、ボロッボロです。貴重な経験ありがとうございました…」と達成感に満ちあふれた様子。

「大阪以外では理解されないドラマやと思いますから、大阪のミナミのほうの方、ぜひ見てください(笑)」と、おどけながらも、「親が子供に伝えたいことがいっぱい詰まったドラマ。ただの親子ゲンカではない。男同士の熱い思いのぶつけ合いなんでしょうね」と、見どころを語っていた。