愛知県は11月30日オープン予定の「あいち航空ミュージアム」に関し、展示する国産プロペラ旅客機「YS-11」を始めとした機体の搬入作業を一般公開することを発表。公開搬入は10月28日、11月3日、11月4日を予定している。

「あいち航空ミュージアム」にはYS-11やMH-2000等も展示する(写真はイメージ)

10月28日8~9時にはYS-11(航空自衛隊)を、11月3日と4日の9~12時にはMH-2000(JAXA)、MU-2(三菱重工)、MU-300(三菱重工)、名市工フライヤー(名古屋市立工業高校)を予定。県営名古屋空港の定期便等の運航に支障が生じないよう作業を行うため、搬入機体ごとの具体的な搬入時刻は未定となる。具体的な搬入日は、確定次第発表する。なお、10月28日のYS-11搬入の際(8時~8時30分予定)には、航空自衛隊小牧基地司令から愛知県知事に機体の引渡しが行われる。

「あいち航空ミュージアム」は11月30日オープン予定(写真はイメージ)

集合場所はあいち航空ミュージアム(西春日井郡豊山町大字豊場 県営名古屋空港内)の建物前スペースで、事前申し込みは不要。見学スペースには限りがあるため、見学者多数の場合は入場規制を行う場合がある。また、あいち航空ミュージアムはオープン前の施設のため、その他の展示物等は見学できず、公開時間終了後は退出となる。当日、荒天の場合(県内に警報発令時)は、一般公開を中止する。

一般公開の集合場所

あいち航空ミュージアム専用の駐車場はないため、アクセスは公共交通機関となる。あおい交通の場合、名古屋駅(ミッドランドスクエア前)発「名古屋空港」行きバス乗車(約20分)で「エアポートウォーク北」下車徒歩約2分。名鉄バスの場合、名鉄西春駅発「名古屋空港」行き乗車(約20分)で「エアポートウォーク」下車徒歩約2分。名鉄バスセンターの場合、栄(オアシス21)発「名古屋空港」行きバス乗車(約40分)で「県営名古屋空港」下車徒歩約10分となる。