ビー・エム・ダブリューはこのほど、「第45回 東京モーターショー2017」への出展概要を発表した。「コンセプト Z4」「コンセプト8シリーズ」などのコンセプトモデルを含む5モデルをアジアプレミアとして初公開する。今年の東京モーターショーは東京ビッグサイトで10月25日から開催。10月28日から11月5日まで一般公開される。

「コンセプト Z4」

「コンセプト8シリーズ」

「コンセプト Z4」は数年後に発売を予定しているモデルのデザイン試作車。短いエンジンフードとシャープなオーバーハングにより、従来のBMWロードスターより運転席が車体中央寄りになった。ヘッドライトはライトを縦に2つ重なり合わせた新しいデザインを採用。エンジンフードはカーブがホイール上まで伸び、フロント全体にほとんど継ぎ目のない緊張感あるデザインとなっている。

「コンセプト8シリーズ」は今後導入予定の新型「8シリーズ クーペ」のテイストをまとい、BMWクーペの本質である運動性能、高級感、存在感を具現化。長いエンジンフード、流れるようなルーフライン、テールパネルの独特な曲線で美しいシルエットとした。

「M5」はBMWの高性能モデルを手がけるBMW M社が開発したモデルとして、パワートレイン、サスペンション、エアロダイナミクスを高次元でバランスさせ、インテリジェント四輪駆動システムの「M xDrive」を搭載したハイパフォーマンス・セダン。最高出力441kWを誇るMツインパワー・ターボ・テクノロジー搭載のV型8気筒バイ・ターボ・エンジンや、駆動力配分を電子制御によって調整するアクティブMディファレンシャルを採用する。

東京モーターショーではその他、「6シリーズ グランツーリスモ」「X3」「M4 CS」「M760Li」「M2」なども登場。ブース全体で4輪11台、2輪4台を展示する。