国土交通省は10月10日、2020年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を記念した特別仕様ナンバープレートの交付を開始した。交付開始にあたり、空の玄関口である羽田空港・成田空港に乗り入れている主なバス・タクシー事業者に特別仕様ナンバープレートを取り付け、国内外の旅行者等に対して大会の開催について広くPRし、機運の盛り上げていく。

羽田空港・成田空港に乗り入れている主なバス・タクシー事業者に特別仕様ナンバープレートを取り付ける

特別仕様ナンバープレートは9月4日より申込みの受け付けを実施。国交省としては、広く特別仕様ナンバープレートを認識、また、より多くの自動車ユーザーに取り付けてもらうことで、大会開催の機運が盛り上がることを期待している。申込みはウェブサイト「図柄ナンバー申込サービス」にて受け付けている。

バス・タクシー事業者による取り付け例

対象車両は新車・中古車の購入時のほか、現在使用している車の車検時などで同じ番号ならいつでも交換が可能。また、オリンピックとパラリンピックのエンブレムを2枚1組で交付し、前後面にどちらのエンブレムのものを取り付けるかはユーザーの任意となる。

特別仕様ナンバープレートのデザイン

ナンバープレートの交付料金は地域により異なり、東京地区は7,210円(寄付金は別途)となる。1,000円以上の寄付をすると、図柄入りナンバーを選択することが可能。この寄付金は、大会開催に必要となる交通サービスの改善(バス・タクシーのバリアフリー化等)に充てられる。