俳優の窪田正孝が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』(毎週火曜21:00~)では、きょう5日放送の第8話で、川栄李奈演じる今宵の父親役として竹内力が登場する。

『僕たちがやりました』に出演する川栄李奈=カンテレ提供

人生"そこそこ"で生きていければいいと思っていたトビオ(窪田)とその仲間が、向かいの高校へイタズラ心で行った復しゅうが謎の爆発事件に発展したことから繰り広げられる青春逃亡サスペンスの同作。先週の第7話では、妊娠検査薬で陽性反応が出て、今宵の妊娠が発覚した。

今夜の第8話では、今宵の父親役で竹内力が登場し、交際する伊佐美(間宮祥太朗)と鉢合わせに。それぞれ今宵から子供ができたことを告白され、父は怒り心頭となってその矛先は伊佐美へ向かい、原作でも描かれた"クラウディアトルネード"ならぬ"力(リキ)トルネード"がさく裂する。

川栄は、竹内について「恐いイメージがあったのですが、とても気さくな方で芝居が面白くて笑いをこらえるのに必死だった」と印象の変化があった様子。また、第8話の見どころについて「最初はゆるい感じだった今宵ちゃんが、後半になるにつれ芯の強さが出てくる。第8話は今宵ちゃんなりの決断があって、しっかりした今宵ちゃんを見せられると思います」とアピールした。

そして、作品の魅力については「そこそこでいいと、おちゃらけているトビオたちが、事件を起こしてしまってからは、現実逃避やそれぞれの決断があって、すごくリアルでハッとさせられる」と感想。登場人物の誰に共感できるかとの質問には「マルはない(笑)」とキッパリで、「トビオの、つらいときに誰かに一緒にいてほしい気持ちは分かる」と理解した。

第8話では、友達になった市橋(新田真剣佑)が、思いを寄せている蓮子(永野芽郁)と付き合うことになったトビオの複雑な心情、天涯孤独の身になってしまった市橋との友情などが描かれる。