オーストラリアに来たならば、やはりビーフが食べたくなるもの。しかし、ビーフだけが魅力ではない。肉汁があふれる分厚いステーキで満腹になったところで、さらに食べたくなるものは甘いものだ。今回は、オーストラリア・ブリスベンで見つけた人気のスイーツを紹介しよう。

オーストラリア・ブリスベンでスイーツを堪能しよう

「チョコレート・ファクトリー」でチョコレートに溺れる

まず紹介するのは、「NOOSA CHOCOLATE FACTORY(ヌーサ・チョコレート・ファクトリー)」。「チョコレート・ファクトリー」というのは生産から販売までを一貫して行っている形態の店舗のこと。同店は、ブリスベン市中心部のアデレード・ストリート沿いに位置している。

「NOOSA CHOCOLATE FACTORY(ヌーサ・チョコレート・ファクトリー)」

中に入ってみると、左の棚にはさまざまなチョコレートがびっしり。どれも量り売りで対応しており、100gで5.7AUドル(約490円)から。店内で試食を配っていたので、「Queensland floral Honeycomb(クイーンズランド・フローラル・ハニーコム)」(100g/5.7AUドル)を食べてみる。

店内はシンプルな作りで、カカオの香りに包まれていた

棚にはさまざまなチョコレートがたっぷり!!

おお! チョコレートの中にハチミツを固めたブロックが入っていた。チョコレートの甘さとはまた違った、濃厚な甘さが口に広がる。まるでカルメ焼きのような食感で、軽やかな歯ざわりが気持ちいい。1粒でもボリュームたっぷりで、コーヒーが欲しくなる味だ。

「Queensland floral Honeycomb(クイーンズランド・フローラル・ハニーコム)」(100g/5.7AUドル)

中にはハチミツを固めたブロックが!

「ここにあるチョコレート、全部ちょうだい!」と言いたくなるような、遊び心がある店内。待ち歩きをするなら、寄らなければ損だろう。ちなみに店員は、美男美女そろいだった。

試食用のチョコレートを配る爽やかな青年

レジのお姉さんもかわいい

「ブラウニー」(4AUドル/約350円)と「コーヒー(Long Black)」(3AUドル/約260円)という組み合わせも楽しめる

真心がこもったギフトにはここ!

ちょっとしたギフトにぴったりなのは、2006年創業の「DELLO MANO(デロ・マノ)」。ブリスベン市中心部の「Tattersall's Arcade(テターセールス・アーケード)」の中にある同店は、「食べたときにブリスベンを思い出してほしい」という願いをこめたブラウニーが人気とのこと。

2006年創業の「DELLO MANO(デロ・マノ)」

「GINGER ORANGE(ジンジャーオレンジ)」「HONEY MACADAMIA(ハニーマカダミア)」「SALTED CARAMEL(ソルトキャラメル)」など、バラエティ豊かな16種類ものブラウニーを展開しており、1番人気はチョコレート「CLASSIC(クラシック)」。1辺の長さが3.5cm程度のキューブ型ブラウニーは、思わずため息が漏れてしまうほどリッチな味わいだ。

店内にはキューブ型のブラウニーがたっぷりと用意されている

「GINGER ORANGE(ジンジャーオレンジ)」といった個性的なブラウニーもあった

1粒4.5AUドル(約390円)で、4ピース18AUドル(約1,560円)、6ピース24AUドル(約2,070円)、9ピース38.5AUドル(約3,330円)、16ピース54AUドル(約4,670円)のギフトボックスも用意している。ラッピングまで手作業だという、真心のこもった店だった。

1番人気の「CLASSIC(クラシック)」(1粒/4.5AUドル)

オーストラリア・ブリスベンには、こういった店があふれている。街中をふらっと歩くだけで、自分好みの店が見つかること間違いなしだ。目的も定めないで旅行するのもいいかもしれない。

※1AUドル=86.4円で換算。記事中の情報は2017年7月取材時のもの