ヤマハ発動機は23日、水冷155cc FI・VVAエンジン搭載の新型ネイキッドスポーツ「V-IXION R(ヴィクシオン アール)」を8月からインドネシアで販売開始すると発表した。

ヤマハ発動機「V-IXION R」

「V-IXION R」は、現行「V-IXION」シリーズのアドバンスドエディションとして、4月に発売したスポーツモデル「YZF-R15」のエンジンとフレームを活用し、ネイキッドスポーツへと展開したプラットフォームモデル。おもな特徴は、優れたトルク&パワーを絞り出す「YZF-R15」と同型の155ccエンジン、レバー操作荷重を低減するA&S(アシスト&スリッパー)クラッチ、カラーリングやアンダーカウルの形状を一新したプレミアムスポーツ感漂う洗練されたスタイルなどとなっている。

「V-IXION」シリーズは、2007年の誕生からスポーティーなスタイルと走りの良さで人気を獲得し、スポーツモデルの代名詞として「YZF-R15」などの「Rシリーズ」とともに市場の牽引役となっている。現在、インドネシアの二輪市場は560万台規模で推移しており、スポーツモデルはそのうちの約10%を占めている。

今回の「V-IXION R」では、日常の足としての実用性に加え、ツーリングを楽しめる走行性能を兼ね備えたスポーツモデルを望む20代独身男性のニーズに応え、走りの基本性能とプレミアム感を向上させた。