H.I.S.ホテルホールディングスは8月1日、「変なホテル ラグーナテンボス」を愛知県に開業した。今回初めて東海地区に開業した同ホテルは、テーマパーク「ラグナシア」初の直結ホテルで、全長7mの巨大な恐竜や客室内ロボットの設置など先進技術を導入し、エンタテインメント性に特化したホテルとなる。

ロビーの様子

同ホテルに入ってまず目に入るのは、全長7mの巨大な恐竜。吹き抜けのロビーを存分に活用した、リアルな動きと鳴き声は迫力満点という。夜には1日3回上演予定の、ティラノサウルスと土ボタルをイメージした幻想的な音と光のショーを見ることができる。また、併設の水槽には、古代魚シーラカンスのロボットが遊泳している。

フロントロボット

フロント業務を行うのもティラノサウルスの母子2頭で、日本語、英語、中国語、韓国語の4言語に対応し、日本語は音声認識、他言語はパスポートにてチェックインする。また、ホテルアメニティとして無料のスマートフォン「handy」を導入。国内だけでなく海外にも通話料無料で自由に電話ができるほか、ルームサービスもロボットが配達し、到着と開錠パスワードは連携した客室内ロボットが知らせる仕様となる。

無料で使用できるスマートフォン「handy」

また、同ホテルは、「変化・進化し続ける」をコンセプトに、伊・仏・和・中の有名シェフが順番に料理をプロデュースするレストランを併設する。第1弾シェフとして、イタリア料理の先駆者である落合務シェフを迎え、朝食(7~9時)、昼食(11~14時)、夕食(18~21時)、バータイム(21~23時)にサービスを提供する。なお、同レストランの席数は、テラス52席を含んだ136席となる。

昼食/コース料理一例

同ホテルは愛犬と一緒に宿泊可能な客室も2部屋設定しており、室内飼育の10kg以下の小型犬を1室2頭まで一緒に宿泊できる(愛犬の宿泊代は別途必要)。その場合、事前にホテルまで愛犬の宿泊申請が必要となるほか、施設内移動の際は、キャリーに入れての移動が条件となる。

ドッグルー一例

同ホテルへのアクセスは、JR「蒲郡」駅から無料シャトルバスにて約15分で、客室数は100部屋となる。