厚生労働省は8月2日、2017年5月の被保護者調査の結果を発表した。同調査によると、5月時点の生活保護受給世帯は前月比2,153世帯増の163万9,558世帯となり、2カ月ぶりに増加した。前年同月比では6,157世帯増加した。

世帯類型別世帯数及び割合(保護停止中を含まない。)(出典:厚生労働省Webサイト)

生活保護受給者数は2カ月連続減

生活保護受給者数は前月比1,194人減の213万482人と、2カ月連続の減少。前年同月比では1万7,800人減少した。

世帯別(保護停止中を含まない)にみた場合、高齢者世帯は前月比1,462世帯増の86万960世帯で、構成比は52.8%。このうち単身世帯は同1,435世帯増の78万1,694世帯に上った。

同省は今回の結果について、「例年通りの動き」と説明。なお、高齢者世帯以外の世帯については、6月分から公表する予定としている。