デルタ航空(本拠: アトランタ)は7月31日より、年内に全機退役を予定しているボーイング747-400に関し、搭乗者への感謝と同機へのねぎらいの気持ちを込め、「Thank You 747-400(ありがとう747-400)」プロジェクトを実施する。日本路線は9月5日の成田=ハワイ線、10月30日の成田=デトロイト線での運航がラストフライトになる見通しとなっている。

747-400のラストフライトで渡米するペア旅行のプレゼントも

「Thank You 747-400」は7月31日~11月7日にかけて実施。成田国際空港(NAA)との共催でデルタ航空747フォトコンテストおよび写真展を開催するほか、747との思い出ストーリー(マイ747)の募集、退役記念特製モデルプレーンの製作などを展開する。また、退役記念特製ポストカードを製作し、ハワイ便、デトロイト便の最終便搭乗者へのプレゼントも予定している。

フォトコンテストは航空写真家のチャーリー古庄氏が審査員となり、最優秀賞1人および優秀賞を10人選出する。選ばれた作品は、10月18日~11月7日に成田空港の展示ギャラリーにて開催する写真展に展示する。

また最優秀賞1人には、747-400のラストフライトで渡米し、帰国便では太平洋路線でのジャンボ機の後継機となるエアバスの最新鋭機A350の全席個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」に乗る、特別なアトランタの旅がペアで贈られる。アトランタではデルタ航空本社および隣接するデルタ航空航空博物館の新展示「747エクスペリエンス」への訪問も予定している。