――初の世界戦に挑んだ5月20日のWBA世界ミドル級王座決定戦を振り返って、ご自身にとってどういう経験になりましたかか?

やはり強い相手とやるというのは重要なことだなと思いましたね。強い相手とやって自分の通用する部分もわかりましたし、すごくいい経験になりました。これからも、もっともっと強い人とやっていきたいと思いますし、世界最強を目指して頑張りたいです!

――"通用する部分"として再確認した強み、そして課題を教えてください。

ブロッキング、パンチ力、プレッシャーは世界で通用すると再確認できたので、それをベースに。課題は…経験値がなかったことですが、その経験値はこの前の試合で積めたと思うので、あとは必死になってやっていけばいいかなと思っています。

――あらためて世界への思いをお聞かせください。

やはり、世界チャンピオンになると…ベルトあるとないで全然違う。先日、息子と一緒に京都に母校のイベントで帰ったんですが、母校の後輩・久保(隼)が世界チャンピオンのベルトを持っていて、そのベルトを息子が触っている姿を見て僕のベルトを触らせてあげたいなと思いました。なので、まずはベルトを! そして、一番強いヤツと戦って、一番強いというのを証明したいです。

――このインタビューの部屋にお子さんもいらっしゃって、"パパの顔"も見せてもらいました。注意している姿を見て、しっかり教育されているんだなと。

いやー疲れますね(笑)。約束を先にしておかないといつまでも好きなことするので、いつも「いい子にするんだったら連れて行くよ」って約束するんです。で、その約束を破ったときには怒ります。

――なるほど。いつも先に約束をしておくんですね。

怒るというのは親の逃げ口上なんですけどね。本当は怒らずに対話で話すべきなんですけど、それを短縮するために怒るという感情を使う。本当はよくないんですけど、仕方ないのかなというかんじです(笑)

撮影:蔦野裕