プラネットは5月15日、宅配便に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は3月24日~4月7日、有効回答はDIMSDRIVEモニター3,710人。

不在で荷物を受け取れなかった時の対応は?

どんなときに宅配便を利用するか尋ねたところ、「インターネット・通信販売で購入したとき」が圧倒的に多く87.1%。以下、「お中元・お歳暮」が29.2%、「お祝いの品を親族・友人・知人に送るとき」が28.8%、「重いもの・大きなものを購入したとき」が26.3%と続いた。

1位の「インターネット・通信販売で購入したとき」についてみると、性年代別で最も高かったのは女性50代の91.9%。また男性の40~60代、女性の30~60代で85%を超えており、同社は「ネット通販を特に利用している年齢層であることがうかがえる」と分析している。

「インターネット・通信販売で購入したとき」と答えた人(n=3,232)のうち、配送にかかるコストを「意識している」人は64.3%。一方、「意識していない」人は約3人に1人以上の35.7%だった。

「意識している」と答えた割合を男女別にみると、男性61.9%に対し、女性67.9%と、女性の方がやや多かった。年代別では、年代が高くなるほど「意識している」割合は増加傾向にあり、男性70代以上では最も高い71.9%、女性60代と70代以上では8割を超えた。他方、女性30代は60.7%、男性30代も48.9%と半数未満にとどまり、若年層ほど配送コストを意識してしない傾向がみられた。

あなたはインターネット・通信販売を利用する際、宅配にかかっている労力やコスト(距離、再配達)を意識していますか

不在で荷物を受け取れなかったときの対応を聞くと、「ドライバーに電話して再配達を頼む」が55.0%、「再配達受付センターに電話して再配達を頼む」が43.0%、「インターネットで再配達を頼む」が35.0%の順となった。

不在で宅配便を受け取れなかった理由の1位は「荷物の配達を知らなかった」(54.0%)、2位は「時間指定ができなかった」(34.3%)。このほか、「インターホンの音が聞こえなかった」「在宅していたのに不在通知が入っていた」という人も多かった。