アイドルユニット・ふぉ~ゆ~の4人が27日、主演舞台『23階の笑い』公開ゲネプロ&囲み取材に、演出の錦織一清とともに登場した。また、ゲネプロには長谷川忍(シソンヌ)、じろう(シソンヌ)、なだぎ武、入山法子、立花瑠菜も出演した。

『23階の笑い』

同作は劇作家のニール・サイモンが若かりし頃に放送作家として参加していたアメリカのバラエティ番組の舞台裏をモチーフにし、1993年にアメリカ・ブロードウェイで初演。天才コメディアンのマックス(松崎祐介)と、彼を取り巻く作家たち(福田悠太、越岡裕貴、辰巳雄大)たちのドタバタ劇をコミカルに描く。2016年12月に上演された舞台の再演となる。

大先輩である錦織の演出に、越岡は「身振り手振り、僕がやってるところを見せてくれる」と感謝。「自分が出てなかったシーンを演出されてるのを見るのが1番勉強になる」と語った。作中で何度も「チャンチャン」とオチの身振りを披露するが、そのやり方も錦織から「初演のときに見せてもらいました」と明かした。

本家の動きをリクエストされた錦織は、「まあ、バランス難しいんですけどね。ストップする感じで」と披露。「こういうこと、あんまりヒガシ(東山紀之)はやらないでしょ」と苦笑し、「おかしいよなあ」とふぉ~ゆ~に訴えると、4人は「僕らのためにありがとうございます」と恐縮し、越岡も「体幹が重要ですから!」とフォローしていた。

再演の舞台に錦織は「今度はまた、ダンスのシーンもちょっとリニューアルしている」と明かした。錦織が「ふぉ~ゆ~たちがものすごく頑張って、『ラ・ラ・ランド』みたいなシーンになってる」と持ち上げると、越岡は「でかく言い過ぎっす!」と慌てつつ、『ラ・ラ・ランド』にない笑いもアピールした。

最後に辰巳が同作について「演劇のテーマパークのような作品になっています」と語ると、錦織はさらに「『ラ・ラ・ランド』を超える!」と豪語。辰巳は改めて「皆さんに観に来て欲しいですね」とメッセージを贈った。

東京公演は博品館劇場にて、4月27日~5月7日。名古屋公演は青少年文化センターアートピアホールにて、5月9日~11日。福岡公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて、5月13日~14日。大阪公演はサンケイホールブリーゼにて、5月17日~19日。