2017年4月からTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『カブキブ!』より、第3話のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。

第3話より

TVアニメ『カブキブ!』、第3話のあらすじ&場面カット

■三幕目「知らざぁいって聞かせやしょう」
黒悟の熱心な勧誘によって、ついに芳と花満がカブキ同好会に興味を持ってくれた! 黒悟ととんぼは、早速二人を誘って、歌舞伎座へ歌舞伎鑑賞に行くことに。四人で見たのは、『菅原(すがわら)伝授(でんじゅ)手習(てならい)鑑(かがみ)』。見終わった後、感想を言い合うのが楽しくて、黒悟はうれしさを隠しきれない。しかし、喜びも束の間、同好会設立にはさらなる難関があることが判明して……。
(脚本:中村能子、絵コンテ:ユキヒロマツシタ、演出:安部祐二郎、総作画監督:河南正昭、作画監督:三浦かおる/田中小百合/清水勝祐/本多みゆき/簾畑由実)

TVアニメ『カブキブ!』、逢坂良太と河西健吾のコメント紹介

【逢坂良太 (阿久津新役)】

――『カブキブ!』はどんなところが面白い作品だと思いますか?

今まであまり歌舞伎を題材にした作品はなかったんじゃないかと思いますので、色々な意味で新鮮に感じられる作品だと思います。それを作品に入るのを難しくなくしているのが、いいですね。あくまでも部活でやっているので、誰でも楽しめる内容になっていると思います。

――演じられるキャラクターはどんなキャラクターですか?

基本は目立ちたがりやのチャラい感じです、そしてバカですね。ただウザいと思うときがありますが、何故か憎めないかわいさを持っているような気がします。

――ご自身の"かぶいていた"経験を教えてください

かぶいているというか、基本中2病を患っていますね。妄想は未だにしてます。あと自分的に許せないと思うことは口に出して結構言ってしまうので、言い過ぎないように、気を付けてはいます。

――アニメの見どころを踏まえて、ファンの方々へのメッセージをお願いします

アニメを見ていくにつれ歌舞伎の知識を少なからず覚えてきます。それを知ったときに色々あれも知りたいこれも知りたいなど、探究心がうまれてくるのではないかと思っていますので、是非カブキブを見た後に本物の歌舞伎を見に行ってほしいです。きっと更にはまれると思いますので、よろしくお願いします。

【河西健吾 (蛯原仁役)】

――『カブキブ!』はどんなところが面白い作品だと思いますか?

やはり今まで歌舞伎を題材にしたアニメが無かった所でしょうか。僕自身も歌舞伎を見るのは敷居が高そうに感じてましたが、作品に関わるにあたって実際に歌舞伎座に行き歌舞伎を拝見したところ、イヤホンガイドもあり意外にも分かりやすいものなんだなと思いましたし、クスっと笑える場面もあったりと凄く新鮮でしたね。

――演じられるキャラクターはどんなキャラクターですか?

僕が演じさせていただく蛯原は梨園の名家 白銀屋の御曹司という立ち位置で子供の頃から舞台に立ち、他の役よりも歌舞伎というものに精通しています。そのせいもあってか学校の部活動で歌舞伎をやりたいという主人公たちに対して冷たく当たるところから始まりますね。

――ご自身の"かぶいていた"経験を教えてください

かぶいてる、、、とは違うかもしれませんが今が一番かぶいているかもしれません。僕らが声をいれた作品を見ていただいて、少しでも心が動いてくれればなと思うので、そんな作品作りをするために死ぬまで僕らはかぶきながら役者をしなければいけないなと思います。

――アニメの見どころを踏まえて、ファンの方々へのメッセージをお願いします

『カブキブ!』は先に述べた通り歌舞伎を題材にした作品です。ですが敷居は全然高くなく、まだ見たことがない方にこそ見ていただきたい作品かなと思います。そして歌舞伎好きの方にも若者が四苦八苦しながらも歌舞伎に青春をかける様をみて、アニメでも歌舞伎が見れるなんて!と驚いていただければ関わらせていただいている身としては大変嬉しく思います。

TVアニメ『カブキブ!』は、TBS、MBSほかにて放送中。放送時間などの詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)榎田ユウリ/KADOKAWA/カブキブ推進委員会
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