女優の吉高由里子が主演を務めた日本テレビ系ドラマ『東京タラレバ娘』の3月15日放送分が、今年1月クールのタイムシフト(録画)視聴率トップだったことが17日、明らかになった。同日、調査を行うビデオリサーチが発表した。

2017年1月クールタイムシフト視聴率トップ10

タイムシフト視聴率は、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、7日内(168時間内)に再生した世帯を計測したもの。今回は、今年1月2日から4月2日までの3カ月間の調査結果が発表された。

『東京タラレバ娘』に主演した吉高由里子

それによると、3月15日放送の『東京タラレバ娘』が、タイムシフト視聴率12.0%でトップ。この日は裏で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本×イスラエル戦が放送されていたこともあり、従来のリアルタイム視聴率は8.5%と、全10話中唯一1ケタの回だったが、その分多くの録画視聴があったことが伺える。

2位は、木村拓哉主演のTBS『A LIFE~愛しき人~』(3月19日)で10.3%。3位は、草なぎ剛主演の関西テレビ・フジテレビ系『嘘の戦争』(3月14日)で10.0%となり、この上位3番組までが2ケタをマークした。

上位はほとんどドラマ、映画、アニメが占めているが、18位に『アメトーーク!』(テレ朝、3月2日)5.1%、22位に『日曜もアメトーーク!2時間SP』(同、3月26日)4.8%、25位に『ブラタモリ』(NHK、1月7日)4.5%、26位に『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ、3月19日)4.4%と、バラエティもランクインしている。

同期間の総合視聴率(リアルタイム視聴率+タイムシフト視聴率から重複分を引いたもの)上位は、『箱根駅伝』『WBC』とスポーツ中継が並ぶ中、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(1月20日)が27.5%をマークして2位にランクイン。なお、5位の『報道ステーション』は、前の時間帯に放送されていた『WBC2次ラウンド・日本×イスラエル』中継の延長が入っている。

2017年1月クール総合視聴率トップ10

視聴率の数字は、関東地区調べ。