公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は3月28日、2016年度「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」の結果を発表した。調査は2016年4月~12月、355企業・ブランドについて11万3,974人を対象にインターネットで行われた。

「顧客満足上位51企業・ブランド」

企業・ブランド総合順位は、宝塚歌劇団が初の総合第1位に。2位「劇団四季」、3位「ヨドバシ.com」、4位「リッチモンドホテル」、5位「コープ共済」、6位「帝国ホテル」、7位「ドーミーイン」「ヤマト運輸」、9位「オルビス」、10位「都道府県民共済」と続いた。

32業種の「顧客満足」を比較すると、「エンタテインメント」「ビジネスホテル」「旅行」「シティホテル」の4業種が高い評価に。各業種の顧客満足最高点で比較すると、「エンタテインメント」「通信販売」「ビジネスホテル」「生命保険」の順に高くなった。

そのほか顧客期待(企業・ブランドへの期待)は1位「劇団四季」、2位「宝塚歌劇団」、3位「帝国ホテル」、知覚品質(全体的な品質評価)は1位「劇団四季」、2位「宝塚歌劇団」、3位「帝国ホテル」、知覚価値(コスト・パフォーマンス)は1位「宝塚歌劇団」、2位「劇団四季」、3位「ヨドバシ.com」、顧客満足は1位「宝塚歌劇団」、2位「劇団四季」、3位「ヨドバシ.com」、推奨意向(他者への推奨意向)は1位「劇団四季」「帝国ホテル」、3位「宝塚歌劇団」、ロイヤルティ(将来の再利用意向)は1位「宝塚歌劇団」、2位「劇団四季」、3位「ヤマト運輸」となった。

同調査で6指標と別に調査しているCSR指標の上位10社・ブランドを見ると、1位「通販生活」、2位「宝塚歌劇団」、3位「メルセデス・ベンツの正規販売店」、4位「帝国ホテル」、5位「山田養蜂場」「劇団四季」だった。