東京ビッグサイトにて開催中のAnimeJapan 2017で行われた『劇場版マジンガーZ』(仮題)の起動記念イベントにおいて、<世界先行公開決定>、<超特報解禁>、<主演・ヒロイン声優が発表>のトリプル大発表が行われた。

■超特報映像解禁
会場ではどこよりも早く超特報映像を公開。闇に浮かぶマジンガーZの各パーツを舐めるようにカメラが流れ、"ロボットアニメの原点にして頂点"、"それは、神にも悪魔にもなれる――"というキャッチコピーの中、足、拳、そしてブレストファイヤーと思われるパーツがお目見え! さらにこの超特報にはファンにはたまらないパイルダー(操縦席)、そして気になるマジンガーZの顔も瞬間的だが映されている。

『劇場版マジンガーZ』(仮題)超特報映像


■声優・メインスタッフを発表
超特報の後にはイベント立会人として登壇した森久保祥太郎、茅野愛衣がそれぞれ主演・ヒロイン声優を務めることが発表。主役の兜甲児役を森久保、弓さやか役を茅野が担当する。また、『ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』の志水淳児氏が監督を務めるほか、脚本を小沢高広氏(うめ)、メカニックデザインを柳瀬敬之氏、キャラクターデザインを飯島弘也氏、美術を氏家誠氏(GREEN)がそれぞれ担当する。制作は東映アニメーション。

■世界先行公開決定
さらに会場では、今年画業50周年を迎えた、本作の原作者・永井豪氏からビデオメッセージが寄せられ、永井氏の口から"世界の皆さんにもお届けします"と世界公開が発表された。公開地域は随時発表される予定だが、日本に先駆けての世界先行公開が決定している。

○永井豪氏のコメント
私の愛するマジンガーZが復活します。誕生から45年、この私も漫画家をはじめて50年、この記念すべき年に再びマジンガーZを皆様にお届け出来る事を嬉しく思います。また、マジンガーZは世界の様々な地域で親しまれている作品です。今までマジンガーを支えてくれた様々な国のファンの皆様への感謝とともに、今回の映画化作品は世界の皆さんにもお届けしたいと思います。それでは世界の劇場にパイルダーオン!

(C)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会