鉄道博物館(埼玉県さいたま市)は春休みのイベントとして、3月18日から「満喫! 春のてっぱく ~いよいよリニューアル、始まりました~」を開催する。DD13形式ディーゼル機関車の展示を開始するほか、3月19・20日は「リゾートしらかみ ブナ編成」が展示されるなど、多数の催しが用意された。

ナデ6141号電車

DD13形式ディーゼル機関車

DD13形式ディーゼル機関車の展示開始を記念し、3月18~20日の3日間は同機関車の運転室も公開。3月29~31日には、来館者に同機関車の図柄の来館記念カードをプレゼントする。

「リゾートしらかみ ブナ編成」の展示は3月19日の開館時間内(10~18時)と3月20日10~12時のみ。先着2,000名にブナ編成オリジナル缶バッジがプレゼントされる。列車はミニシャトル博物館北駅近くに展示され、車内見学もできる。あわせて「鉄博ホール」内への五能線エリア観光情報コーナーの設置、ヒストリーゾーン1階転車台での「なまはげ太鼓」演奏などで秋田や五能線をPRする。

3月10日の文化審議会答申を受けて重要文化財に指定される運びとなった収蔵車両「ナデ6141号電車(ナデ6110形式)」のイベントも開催する。館長が文化財指定に至った経緯を説明する「記念ギャラリートーク」を4月1日11時から同車両の前で実施。同じく4月1日からナデ6141号の図柄の来館記念カードの配布も始める(なくなり次第終了)。

4月1~9日には、ナデ6141号からスタートする「通勤電車ミニガイドツアー」を毎日15時30分から実施。4月1・2・8・9日の4日間、ナデ6141号が停車する「万世橋駅」前できっぷ切りの体験もできる。