交際条件として意外に重視される金銭感覚の一致。これは、友達付き合いにも当てはまることかもしれない。今回はマイナビニュース会員のうち男女308名に、友人間での金銭感覚の違いで困ったことがあるかを聞いてみた。

Q.友人との金銭感覚の違いで困ったことはありますか?

Q.友人に対して金銭感覚の違いで困ったことはありますか

はい 59.4%
いいえ 40.6%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします) 何の金銭感覚がどんなふうに違いましたか。

■外食にて
・「カフェに行くとき、やたら高い店だと困る」(29歳女性/神奈川県/教育/公共サービス関連)
・「1,000円ランチが、高いか安いかの感覚の違い」(22歳男性/福島県/その他/その他・専業主婦等)
・「毎日のランチ代に3,000円出していること」(31歳女性/大阪府/銀行/事務・企画・経営関連)
・「飲み会が大好きな友人は、毎回の予算が5,000円越え。頻度も多く、毎月の外食費が高くなり、ついていけなくなった」(32歳女性/東京都/サービス/専門サービス関連)
・「友人と飲みに行った場合、1軒では満足せず3軒ほど行ってしまう。まともに付き合うと1日で数万円が消える。自分ではもったいなく感じて後悔するが、友人は何とも思っていない」(46歳男性/宮城県/その他/その他・専業主婦等)

■旅行にて
・「旅行に行く計画を立てている際、あまりお金をかけない旅行にしようと話していたが、安すぎるホテルを提案された」(29歳女性/愛知県/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「旅行先のホテル選びで、友達は安いところ、私はある程度良いランクでリラックスできるところを希望して、意見が食い違った」(33歳女性/東京都/食品/事務・企画・経営関連)
・「旅行会社のツアーを申し込むとき、友人がデラックスコースを希望したので、予算オーバーで困りました」(50歳女性/福島県/サービス/その他・専業主婦等)
・「旅行に行ったときに友人がお土産代で1万円以上買っていたこと。私にそれだけ? って何回も聞いてくる」(29歳女性/埼玉県/銀行/営業関連)
・「旅行中に入る店の格差に驚いた」(23歳女性/東京都/広告・出版・印刷/営業関連)

■ギャンブルにて
・「ギャンブルに、平気で大金を使う人だった」(38歳男性/東京都/クレジット・信販/営業関連)
・「パチンコなどに投資する金額が違いすぎた。つい付き合ってしまい、自分もお金を浪費していた」(43歳男性/愛知県/その他/その他・専業主婦等)
・「競馬に行ったときに、1回の賭け金が違った。困ったわけではないが寂しくなった」(44歳男性/神奈川県/サービス/事務・企画・経営関連)

■移動手段で
・「交通費。バスとタクシー、どちらを選ぶかで温度差がありますね」(57歳男性/東京都/ビル管理・メンテナンス/事務・企画・経営関連)
・「電車で行ける所なのに、タクシーをすぐ使うので、その分交通費がかかった」(46歳女性/大阪府/その他/その他・専業主婦等)
・「すぐタクシーに乗りたがること。歩ける距離なのに乗って、割り勘にするので困る」(40歳男性/東京都/証券・投資銀行/その他・専業主婦等)

■その他
・「独身と家族持ちでは、外食やアクセサリーにかけられるお金がかなり違う」(40歳男性/鳥取県/その他/事務・企画・経営関連)
・「独身の友人は抱えてるものが少ないので、後先を考えずに浪費する。同じように付き合って遊べない」(43歳男性/愛知県/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「一人暮らしと実家暮らしの違い」(22歳男性/埼玉県/その他/その他・専業主婦等)

■総評
友人と金銭感覚の違いで困ったことが「ある」という人は59.4%に。ランチやカフェなど外食をするときや、飲み会で困った事態に遭遇することが多く、特に「お店のチョイス」が争点となっていた。

友達同士で旅行に行ったときには「ホテル選び」でギクシャクするよう。旅行のときぐらいはリッチなくつろげるホテルに泊まりたい人と、高級な部屋を選ばれて困る人に分かれた。「お土産で散財している」人の報告も目立っていた。

さらに、ギャンブルへのお金の使い方、移動時のタクシー使用頻度という声もあった。その他、既婚と独身、一人暮らしと実家暮らしに金銭感覚の違いを感じるという声も寄せられた。

調査時期: 2017年2月8日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性213名 女性95名 計308名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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