――お二人はこれだけ頻繁にドッキリにかけられると、日常生活を送っていてビクビクしませんか?
アントニー:「これドッキリじゃないかな?」と思ってドッキリじゃないことはたくさんあります。
小峠:あるある!
――最近だと?
小峠:今日のインタビューも、最初部屋に入って僕とアントニーしかいなかったので、自然とカメラ探しましたもん。この2人がそろうと、みたいのはあるよね?
アントニー:ありますあります! おかしいなって思いますね。あと、この間ラーメン屋さんに行ったら、店員さんが85歳くらいのおばあちゃんで、これもドッキリじゃないかって疑ってしまいました(笑)
――いつもかけられているお二人ですが、ドッキリをかけたい人はいますか?
小峠:(覆面レスラーの)獣神サンダー・ライガーさんですかね。僕、『水曜日のダウンタウン』でもほかの番組でも、ライガーさんにロメロスペシャルをかけられたんですよ。だからいつかライガーさんに仕返しドッキリしたいですね。
アントニー:僕はりゅうちぇるですね。ほかの番組で同じドッキリを受けたときに、りゅうちぇるの方が放送時間が長かったようで、りゅうちぇるが「僕の方がおもしろいからだよ」っていろんなところで言っていて、そこから僕のドッキリちょっと減ったんですよ。だからりゅうちぇるにドッキリをかけて仕返しをしてやりたいです。
――どんなドッキリを考えていますか?
アントニー:それがおもしろくなるのもまた嫌なので、シンプルにりゅうちぇるが嫌がるドッキリをしたいです。単純にぺこと一緒に穴に落としたり、朝起きたらぺこがめっちゃブサイクになっていたり(笑)
――『水曜日のダウンタウン』では、ダウンタウンさんもいつも楽しそうですよね! 現場でのお二人はどんな感じですか?
小峠:松本さんも浜田さんもVTR見ながらゲラゲラ笑ってて、本当に楽しそうだなと思います。ダウンタウンさんが企画もののVTRをあんなに長く見る番組ってあんまりないんじゃないですか? 和やかで楽しいですよ。
――お二人の反応は気になりますか?
小峠:いやーそれは気になりますね。
アントニー:僕も同じです。
――小峠さんはよく松本さんにあだ名をつけられている印象です(笑)
小峠:そうなんですよ、ありがたいですね(笑)
――今後、『水曜日のダウンタウン』で検証してほしいことはありますか?
小峠:ツイッターで一般の方から「教科書の写真ですが、そっくりですね」って写真が送られてきて、横にいる人も(相方の)西村(瑞樹)に似てなくもないんですよ。なんとなく昔のバイきんぐみたいな感じで。この写真がすごい気になっていて、いつの何の写真か検証してほしいです。
アントニー:僕は、芸能人の中で一番人に声をかけられているんじゃないかって思うんです。移動が電車ということもあって、マスクしていても目立つので街中でめちゃくちゃ話しかけられるんです。僕の名前を知らない人からも(笑)。この2年くらい、1日最低でも5枚は知らない人と写真を撮ってます。これ、本当に検証してほしいです!
小峠:「アントニー芸能界で一番声かけられる説」。いいじゃない! おもしろそう!
――最後に今年の芸人としての意気込みをお聞かせください。
アントニー:同期のおかずクラブと横澤夏子が去年すごい売れたんです。信じられない速さで追い抜かれていたので、今年は自分も頑張りたいなと。オカリナなんて以前は自転車で移動していたのに、今タクシーにバンバン乗って、フジテレビのことを「CX」って言ったり業界用語を使って、オシャレもするようになって、うらやましくて仕方ない。僕も続きたいです!
小峠:うちの相方がすごいキャンプに行っていて、今年はそれをやめさす、あいつからキャンプを取り上げるのが目標です。芸人なんだぞというのを再確認させないといけないなと。あと、毎年夏に単独ライブをやっているんですが、それに向けてネタを作り出したので、成功させたいなと思っています!
撮影:蔦野裕
■プロフィール
小峠英二 1976年6月6日生まれ、福岡県出身。お笑いコンビ・バイきんぐの主にツッコミ担当。SMA NEET Project所属。「キングオブコント2012」で優勝したことをきっかけにブレイク。コントの中で発した「なんて日だ!」というフレーズも持ちギャグとして広まった。
アントニー 1990年2月9日生まれ、東京都出身。お笑いコンビ・マテンロウのボケ担当。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフで、ハーフ芸人としても注目を集めている。