WOWOWは1日、アジアトップグループで日本でも人気の「EXO」のメンバー、カイ主演の連続ドラマ『春が来た』の制作が決定したことを明らかにした。
同局のオリジナルドラマ史上初となる海外キャスト主演の今作。向田邦子の短編を原作に、『鈴木先生』『俺物語!!』『チア☆ダン』などを手がけた河合勇人が監督を担当。"家族の再生"をテーマに、主人公の韓国人カメラマン、イ・ジウォン(カイ)と日本人家族との出会いを通じ、現代にも通じる普遍的なヒューマンドラマが描かれていく。
主演のカイは「初めて日本でドラマの出演が決まった時は凄くうれしかったですし、初めての日本のドラマ撮影を想像するだけでワクワクしています。不慣れな部分や撮影現場の環境の違いもあると思いますが、ファンのみなさんに良い作品をお届け出来るように頑張りたいと思います。そして日本の俳優さんや撮影スタッフのみなさんと新しい縁をたくさん作れたらと思います」とコメント。「日本に長く滞在するのが初めてなので、食べ物や日本のさまざまな文化を経験出来ることをすごく楽しみにしています。日本のみなさんと素敵な思い出を作りたいです」と撮影に向けて抱負を語っている。
また、同ドラマの松永綾プロデューサーは「カイさんに演じていただく役は、春のように家族のもとにやってきて台風の目となり、周りを変えていく特別な役です。向田邦子さんの作品が時代や国境を超えて人々の心を打つように、この役は言葉や文化の違いを超えて感動を与えることができる方にお願いしたいと考え、カイさんの豊かな感受性と真摯な姿勢、カリスマ性に、彼しかいないと思いオファーさせていただきました」 とカイの起用理由について明かしている。