デルタ航空(本拠: アトランタ)は現地時間の2月22日、今秋導入予定のA350-900に進捗を発表。現在、フランスのトゥールーズにあるエアバス社の組立工場にて作業を進めており、このほど、1号機(機体番号:3501機)にデルタ航空のロゴがあしらわれた特徴的なウィングレットが取り付けられた。

ウィングレットを取り付け

1月にはトゥールーズに胴体部分、主翼、尾翼、およびその他の部品の大部分が到着し始め、デルタ航空に全306席のワイドボディ機を納入完了するまでの数年がかりの作業と、1機目の最終組み立ての工程が始まった。今後、数カ月の内に、ロールスロイス社製のトレントXWB(エクストラ・ワイド・ボディ)エンジン2基の取り付け作業が行われる予定となっている。

また、内壁や頭上の荷物棚の取り付け、業界初となる個室タイプのビジネスクラスの座席「デルタ・ワン」スイートの設置など、内装の作業を進め、初飛行の前に機体の先端から尾翼部分まで、デルタ航空の塗装が施される。

初飛行の前に機体の先端から尾翼部分まで、デルタ航空の塗装を実施

A350-900は今秋、主に太平洋路線で運航が開始され、年内に5機を受領する見込みとなっている。座席数は、「デルタ・ワン」スイートが32席、新たに導入予定のプレミアム・エコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」が48席、エコノミークラス「メインキャビン」が226席の合計306席となる。

全座席に個人用機内エンターテインメントシステム「デルタスタジオ」を楽しめる個人用モニターを設置し、高速通信を可能にする2ku技術を採用した機内Wi-Fiサービス、頭上には広い手荷物収納棚を設け、フルスペクトラムLEDライトを採用。モダンな機内空間を演出する。

組みたてが進むデルタ航空のA350一号機(機体番号: 3501)

航続距離が長くエネルギー効率のいいA350-900は、2017年末までに退役が予定されているボーイング747-400の後継機となる。デルタ航空は、国際線用ワイドボディ機材の更新計画の一環として、A350を25機発注しており、A330-900neoも2019年から受領を予定している。

A350-900は今秋、主に太平洋路線で運航開始