JR西日本と近畿日本ツーリストは16日、山陽新幹線「500 TYPE EVA」車両を使用したツアー専用臨時列車を初めて企画したと発表した。下り列車(博多行)では、新大阪駅から博多総合車両所まで初の直通運行も実施するという。

「500 TYPE EVA」車両

実物大コックピットイメージ

臨時列車は4月1・2日に1本ずつ運行される。4月1日の運転時刻は新大阪駅8時11分発・博多駅11時40分着・博多総合車両所11時58分着。博多総合車両所に到着した後はそのまま見学コースに参加でき、0系運転台シミュレータなどがある展示室のほか、屋上・着発線・洗浄線といった各所が見学できる。

4月2日は博多駅からの出発となり、博多駅13時47分発・新大阪駅16時24分着で運転。時刻は変更になる場合もあるとのこと。「500 TYPE EVA」車両で運行し、途中の小倉駅・広島駅・岡山駅・姫路駅・新神戸駅にも停車する。

ツアーは4月1日出発の1泊2日商品として発売され、家族でも1人でも楽しめる多彩なプランを設定。一例として、「500 TYPE EVA 展示・体験ルーム」にある実物大コックピット搭乗体験と博多総合車両所の見学、オリジナルグッズ2点などを含む70名限定のプレミアムプランは3万9,800~4万2,800円となっている。その他、博多総合車両所見学とグッズ1点が付いたプランは3万1,800~3万4,800円、長崎ロープウェイ往復乗車券付プランは2万9,800~3万1,800円など。