プラネットはこのほど、「マスクに関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は2016年12月22日~2017年1月13日、ネットリサーチ「DIMSDRIVE」のモニター3,433人を対象にインターネットで実施したもの。

かぜやインフルエンザ、花粉症などの予防を目的としてマスクをしますか?

かぜやインフルエンザ、花粉症などの予防を目的としてマスクをするか尋ねたところ、58.9%が「よくする」「たまにする」と回答した。男女別に見ると、「よくする」と「たまにする」の合計が、男性では51.7%、女性では70.0%で、女性の方が高かった。

一年のうち、どの季節にマスクをするか聞くと、最も多かった回答は「冬」(91.6%)だった。2位は花粉症に苦しむ人が多い「春」(47.3%)、3位は「秋」(24.2%)、4位は「夏」(9.6%)となっている。男女別に見ると、女性では「秋」が31.6%、「夏」でも10.9%で、男性よりも多かった。

一年のうちのどの季節にマスクをしますか?

これから着けたいマスクや関連商品は、どんな機能や特徴のあるものか尋ねると、1位は「かぜ予防マスク」(37.3%)、2位は「インフルエンザなどの感染症予防マスク」(35.2%)、3位は「花粉症予防マスク」(23.9%)となった。

これから着けたいマスクや関連商品は、どんな機能や特徴のあるものですか?

マスクの使用したい機能の数値から、現在使用している機能の数値を引いた差分が最も大きかったのは、「のどを潤す加湿マスク」(差分15.6%)、「隙間がなく、メガネ・サングラスが曇らないマスク」(差分13.5%)、「肌触りがよいマスク」(差分11.9%)だった。

これらのマスクは差分が大きく、機会があれば使用したいという、潜在的な需要のあるアイテムであることがわかる。

「着けているマスクや関連商品は、どんな機能や特徴のあるものですか」「これから着けたいマスクや関連商品は、どんな機能や特徴のあるものですか」についての回答(差分)

「こんなマスクがあったらいいな」と思うものを自由回答で聞くと、「完璧にメガネが曇らないマスクがほしい」(男性・50代)、「通気性がよく、それでいて花粉やPM2.5やインフルエンザウイルスの侵入を防げるマスク」(男性・40代)、「耳が痛くなるのでもっとほかのところで留めるマスク」(男性・50代)といった意見が寄せられた。

不快感を解消する以外の要望では「口臭が測定できたり、よい香りに変えることができるマスク」(女性・50代)、「花粉が付いたとき色で何の花粉なのか判別できるマスクがあったら便利」(男性・60代)、「UVカット機能付きで、着けている間に美白成分が出てくるマスク」(女性・40代)などがあった。