カタール航空は現地時間の2月6日、ドーハ=オークランド線の直行便を就航。同路線は現在、世界で運航されている定期便路線の中で最長となる1万4,535kmであり、飛行時間は約17時間30分となる。

オークランドでは放水シャワーで歓迎

同路線にはボーイング777を導入。初便にも搭乗したカタール航空グループ最高経営責任者(CEO)のアクバル・アル・ベイカー氏は、「オークランドへの新しいサービスの開始は、ヨーロッパや中東において、グローバルにより多くのオプションを提供するとともに、ビジネスやレジャーでの目的地に対して利便性のある接続を提供する、大きなマイルストーンとなった」とコメントしている。

カタール航空グループ最高経営責任者(CEO)であるアクバル・アル・ベイカー氏(中央)も初便に搭乗

また、オークランド空港最高経営責任者(CEO)のエイドリアン・リトルウッド氏は、「このルートは、ニュージーランドの旅行者、特に中東とヨーロッパの間を旅行するニュージーランド旅行者にとって非常に人気が高いと考えられます。カタール航空は質の高い機内サービスと幅広いネットワークを提供してくれます」とコメントしている。

約17時間30分の長旅

ボーイング777はビジネスクラスで42席、エコノミークラスで217席の2クラス構成。ビジネスクラスの座席は、ピッチが78インチでフルフラットにも対応する。さらに、オンデマンドアラカルトメニューサービスにより、ビジネスクラスではフライト中、メニューからいつでも注文できる。また、全てのクラスのでは、最大3,000のエンターテイメントオプションを提供している。

ボーイング777は全217席の2クラス構成

初便では乗客に特別なカップケーキを提供。ビジネスクラス利用者には、新しいサービスを記念してつくられた特別なノンアルコールカクテルもふるまわれた。さらに、伝統的なマオリにインスパイアされたメニューカードとドリンクリストも特別にデザインされた。