歌舞伎俳優の市川海老蔵が3日、東京・EXシアター六本木にて、主演を務める六本木歌舞伎第2弾『座頭市』の公開舞台稽古に参加。稽古後に女優の寺島しのぶと共に取材に応じた。

公開舞台稽古の模様(市川海老蔵と寺島しのぶ)

海老蔵の長女の麗禾ちゃん、長男の勸玄くんも客席から稽古を鑑賞し、笑い声もあげながら父親の歌舞伎を満喫。寺島との濡れ場もあったため、海老蔵は「お子さんの前でやるべき芝居じゃない。やっちゃいけないこと」と苦笑いした。

その上で、「楽しんでいましたよ」と言い、「あんまり意味わかんないでしょう。意味わかられても困る」とコメント。「一番笑ってくれて、いいお客さんだなと」と喜び、「それに比べてあなたたちはまったく反応がない。どうかと思いますよ」と報道陣に向かって指摘した。

同公演は、リリー・フランキー脚本、三池崇史演出による新たな解釈の『座頭市』。海老蔵と寺島が22年ぶりに共演を果たし、海老蔵が盲目の座頭・市を、寺島が女中見習いに励む盲目の少女・おすずを演じる。なお、2月4日~20日に東京・EXシアター六本木にて上演される。