富士重工業は26日、同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)と共同で「東京オートサロン2017」(幕張メッセで2017年1月13~15日開催)に出展すると発表した。初公開となるコンセプトモデル「BRZ STI Sport CONCEPT」「WRX S4 STI Sport CONCEPT」などの展示を行う。

「BRZ STI Sport CONCEPT」

スバルブースでは、STIとのコラボレーションで高められる走行性能と上質な内外装を融合した最上級グレード「STI Sport」を「BRZ」「WRX S4」で具現化したコンセプトモデル「BRZ STI Sport CONCEPT」「WRX S4 STI Sport CONCEPT」を初公開。走りの楽しさや走行安定性を追求したSTIのパフォーマンスパーツを装着した「レヴォーグ STI Sport -STI Performance-」「インプレッサ G4 -STI Performance-」などの展示を行う予定となっている。

「BRZ STI Sport CONCEPT」は、「BRZ GT」をベースに、アルミホイールを18インチ化し、「STI Sport」専用の内外装パーツを装着することで上級スポーツカーに仕上げたモデル。「STI Sport」の象徴である質感の高いボルドー内装も専用の新デザインとした。「WRX S4 STI Sport CONCEPT」は、走行性能を高め、最上級グレードにふさわしい質感の高い内外装のデザインをまとった上質なスポーツセダンに仕上がった。

「レヴォーグ STI Sport -STI Performance-」「インプレッサ G4 -STI Performance-」は、STIがレース活動や試験で磨いてきた技術を用いて開発するSTIのパフォーマンスパーツを装着したカスタマイズモデル。走行性能を高めるフレキシブルタワーバーやフレキシブルドロースティフナー、空力性能の向上を図るエアロパーツなど、ドライバーの意のままに操れるハンドリングと走行安定性をさらに高める高性能パーツを提案する。

「東京オートサロン2017」のスバルブース(イメージ図)

また、2015・2016年に2年連続クラス優勝を果たしたニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦車「WRX STI NBR CHALLENGE 2016」、SUPER GT参戦車「BRZ GT300 2016」の展示も実施。その他、スバルモータースポーツ活動に参戦する総監督やドライバーによるトークショー、コンセプトカーの開発者によるトークショー、特賞として「BRZ GT」が当たるアンケートプレゼント、オートサロン会場限定品を含むグッズの物販などが行われる。