タレントのベッキーが15日、都内で行われたコミュニケーションアプリ「LINE」の年末年始キャンペーン発表会に出席。新CMにナレーションとして出演するベッキーについて、同社の舛田淳取締役が起用理由を明かした。

左から舛田淳取締役、ベッキー、ブラウン

今年1月にロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫が発覚し、芸能活動を休止、7月より活動を再開したベッキー。不倫発覚時には、『週刊文春』に2人のLINEのやりとりが掲載され話題となった"因縁"のアプリで、復帰後初のCM復帰を果たす。

ベッキーは、LINEがサービスを開始した当初の2011年にも同社のCMに出演しており、約5年ぶりの登場となる。この新CMは、12月27日~2017年1月3日に展開する「LINEのお年玉キャンペーン」をPRするもので、12月31日と2017年1月1日の2日間限定で放送される。

舛田氏は、ベッキーが出演したサービス開始当初のCMがきっかけとなって「LINEの急成長が始まった」と話し、「5周年を迎えるにあたり、どこかのタイミングで、何者でもなかったLINEに協力してくれた功労者であるベッキーさんにもう1回協力いただきたいと思っていて、そのタイミングを計っていました」と明かした。

そして、「今回、LINEの"お年玉"は大切な人にあいさつするというコンセプトだったので、LINEにとって大切な人はベッキーさんだと思い、事務所に相談させていただきご快諾をいただくことができました」と説明。「このテレビCMへの登場が、ベッキーさんの今後の活動の少しでもきっかけになればと思っています」と応援の思いも込めた。

ベッキー自身は、今回の起用について「このタイミングで私に…ただただ驚きました」と話し、「応援していますという気持ちがうれしかったのと、出させていただきたいという気持ち。たくさんご迷惑をおかけしたはずなのにお話をいただけたのがうれしくて」と語った。