ルフトハンザ・ドイツ航空は12月12日、同社初となるA350-900を12月19日に受領することを発表。12月21日午後には、エアバスの拠点であるトゥールーズからミュンヘンに運ばれる。

ルフトハンザのエアバスA350-900

ルフトハンザはA350-900を受領後、クリスマス休暇の前後にドイツ国内のさまざまな空港で同機を飛来させ、離着陸などパイロットたちの飛行訓練を実施する。商業飛行の開始は、2017年2月10日のミュンヘン発デリー着を予定しており、その前日の2月9日にはミュンヘン=ハンブルク間において、旅客を搭乗させた特別フライトを予定。

特別フライトはミュンヘン10時30分発/ハンブルク12時着の近距離フライトで、その後、乗客は17時頃にミュンヘンへと戻る。同便の料金は179ユーロとなり、12月13日から予約を開始する。ミュンヘンでは離陸前に朝食とスパークリングワインを含むレセプションを予定しており、ハンブルグではゲートイベントも実施。なお、早めに予約すると、同じ179ユーロでビジネスクラスまたはプレミアムエコノミークラスを利用できる。

ルフトハンザは現在、A350-900を25機発注。最初に受領する10機はミュンヘンを基点として運用するが、続く15機については今後、あらためて発表される。

※記載日時は全て現地時間