エムティーアイはこのほど、同社が運営するスマートフォン向けサービス「ルナルナ」のファミリーコースで、より精度の高い妊娠可能日予測が可能になったことを発表した。

基礎体温グラフ(左)と妊娠可能日予測(右)

「ルナルナ」は、妊娠・出産・育児までをサポートするスマートフォン向けサービス。同サービス調査によると、8割以上のユーザーが「基礎体温の計測」を行っているが、計測しても基礎体温を活用できていない人も多いことがわかったという。

これまでも同サービスでは、生理日データから算出した独自ロジックによって、一人ひとりにあわせた排卵日と妊娠可能日予測を行ってきた(特許取得済み)。

今回は新ロジック採用により、計測した基礎体温を活用することができるよう、ユーザーが入力した基礎体温から、妊娠確率の高い日を計測できるようになったという。ユーザーの過去の生理日に加え、基礎体温データと実際の妊娠記録のビッグデータから妊娠可能日を算出する。

そのため、常に不安定な生理周期の人にも、精度の高い予測が可能となったとのこと。体調の変化や計測方法などにより、基礎体温の推移が乱れた場合でも、実際に入力されたデータを元に算出するため、一人ひとりに応じて妊娠確率の高い日を通知できるという。

「ルナルナ」ファミリーコースにおいて、基礎体温を入力すると「基礎体温仲良し日(妊娠確率の高い日)」が算出される。妊娠確率の高い期間5日間は「仲良しタイミング」として通知。その中でもより妊娠確率が高いと予測される日を「最もおすすめの日」として表示する。

生理開始日から続けて基礎体温を入力することで、より精度の高い予測を行えるとのこと。