広島カープと北海道日本ハムファイターズが対戦しているプロ野球・日本シリーズは、25~27日に北海道・札幌ドームで第3~5戦の3連戦が行われ、各チームの地元である広島地区・札幌地区では、引き続き中継番組が高視聴率を記録している。

広島地区は、地元広島でのホームゲームの第1・2戦(22・23日)の中継番組が、いずれも平均視聴率53.8%と驚異的な数字を記録したが、札幌ドームに移っての第3戦(25日18:33~、テレビ朝日系列)は、それを上回る59.8%をマーク。今シーズン限りでの引退を表明している黒田博樹投手の先発とあって、注目を集めたようだ。

その後も広島地区は、第4戦(26日18:30~、TBS系列)48.6%、第5戦(27日18:03~)44.4%を記録。この3連戦は、日本ハムが3連勝となったが、地元・札幌地区は第3戦37.7%、第4戦35.1%、第5戦34.8%と高視聴率であるものの、こちらを上回る熱気が、25年ぶり日本シリーズ出場の広島を覆っているようだ。

これまでの日本シリーズ中継の関東・広島・札幌地区の視聴率は以下の通り。日本ハムが王手となって臨む第6戦は広島に戻って開催され、29日18時30分から日本テレビ系列で中継される。

第1戦(TBS系、22日18:35~):関東18.5%・広島53.8%・札幌40.4%
第2戦(フジ系、23日18:30~):関東13.8%・広島53.8%・札幌33.2%
第3戦(テレ朝系、25日18:33~):関東17.5%・広島59.6%・札幌37.7%
第4戦(TBS系、26日18:30~):関東15.9%・広島48.6%・札幌35.1%
第5戦(テレ朝系、27日18:03~):関東17.4%・広島44.4%・札幌34.8%

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。