相鉄グループの相模鉄道と相鉄バスは11月1日、制服のリニューアルを実施する。両社ともに29年ぶりの制服リニューアルとなる。

相模鉄道の新しい制服

相鉄バスの新しい制服

相鉄グループ創立100周年を2017年12月に控え、JR線・東急線との相互直通運転も2022年度までに始まる予定であることから、制服の刷新によってグループのブランドイメージと認知度向上を図る。

新しい制服は横浜をイメージした濃紺色を基調とし、軽量でストレッチ性に優れた素材を採用。袖の金色のラインで階級の識別性を向上させた。帽子の素材にメッシュを取り入れ、快適性も向上。女性用の帽子は風の抵抗を考慮し、全周につばを施したデザインとした。「これまでの100年を礎に、これからの100年を創る」とのコンセプトの下、利用者に安心と信頼を感じてもらえるデザインを追求したという。

相模鉄道の新しい制服(夏服)

相模鉄道の技術系社員の作業着(夏服・冬服)

「くまモン」の生みの親であり、相鉄グループの「デザインブランドアッププロジェクト」の総合監修も務める水野学氏(グッドデザインカンパニー代表)と、多くのヒット映画の衣装を手がけるスタイリストの伊賀大介氏が協働でデザインを担当。社員の意見も多く取り入れ、デザインと機能性を両立させた制服を作り上げた。