日本テレビは1日、10月期の改編発表会を開催。好調な視聴率を背景に今回も小幅の改編となり、プライム帯でのバラエティ新番組は、9月7日スタートの『1周回って知らない話』(毎週水曜19:00~19:56)のみとなる。

10月期の改編を発表した日本テレビ=東京・汐留

『1周回って知らない話』は、10月を待たずにスタート。東野幸治のMCで、テレビで当たり前になりすぎて今や誰も聞かない話を、本人に直接聞くという内容で、土日の午後帯で視聴率8.4%、10.3%を記録。その後、ゴールデンタイムでも12.4%、12.9%、10.1%(裏番組のテレ朝『あいつ今何してる?』に勝利)と安定した数字をあげており、満を持してのレギュラー化となる。

連続ドラマ3枠は、「企画強化」「話題性のあるキャスティング」「多面的コンテンツ展開」をテーマに編成。水曜22時が石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』、土曜21時が唐沢寿明&窪田正孝のHulu共同制作『ラストコップ』、日曜22時30分が沢村一樹主演『レンタル救世主』となる。なお、『校閲ガール』の小田玲奈プロデューサーは、現在同枠で放送中の『家売るオンナ』から、2クール連続という異例の担当だ。

読売テレビ制作の木曜23時59分枠ドラマは、船越英一郎主演の『黒い十人の女』。同局制作の土曜夕方アニメ枠では『タイムボカン24』(毎週土曜17:30~18:00)がスタートする。

今回の改編率は、全日が3.9%(今年春改編は5.8%)、ゴールデン12.3%(同9.8%)、プライム9.2%(同13.1%)。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。