お笑い芸人の明石家さんまが20日、MBSラジオの番組『ヤングタウン 土曜日』で、年内での解散を発表したSMAPについて、「あのままの状態では、SMAPを続けても意味がなかった」と、今回の決断に理解を示した。

お笑い芸人の明石家さんま

さんまは今回の発表について、「こうなるだろうとは思ってましたけれど、俺は個人的にはこれでいいと思いますね」と解散の決断を支持。「ファンの皆さんは解散は寂しいと思いますけど、あのままの状態では、SMAPを続けても意味がなかった」と、現状でのメンバーの関係性を踏まえて、ベターな選択だという認識を示した。

共演する村上ショージが、25周年でのイベントができなかったことを惜しんだが、「それはできなかったでしょう。気持ちっていうのがありますから」と、メンバーたちの心境を推察。その上で、「これからは各々個人で頑張ってもらいたいと思いますけどね」とエールを送った。

また、解散発表当日に、中居正広がTBS系オリンピック中継のメインキャスターとして生放送に出演したことに「中居も触れてほしかったと思いますよ」と、"腫れ物"になっていたことへの心苦しさに同情。

「アナウンサーか解説者が気を利かせないと。俺がシンクロの解説者やったら、『この2人は大会が終わったら解散…あっすいません!』って言ったのに!」と悔しがり、「俺は物申すね。スタジオに走って行こうと思ったわ」と、イジり倒してあげたい気持ちを抑えきれないでいた。

さんまとSMAPは、1995年から毎年クリスマスに、日本テレビ系『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』で共演し、中居正広とは2000年からフジテレビ系『FNS27時間テレビ』内の「さんま・中居の今夜も眠れない」、木村拓哉とは2003年から同局系正月特番『さんタク』で長年タッグを組んできた関係。今年の「今夜も眠れない」では、さんまが中居に、SMAP解散騒動について直撃していた。