俳優の小園凌央が、10日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)に出演し、自身のデビューのきっかけが、同番組MCのSMAP・中居正広だったことを明かした。

小園凌央の父・ヒロミ

小園は、タレント・ヒロミの長男で、芸能界入りする前、父の付き人をやっていたそう。その当時、ヒロミが『ナカイの窓』に出演することになり、中居に対してあいさつした際、「迷っているんです。(テレビに)出るかどうか…」と、自らの進路を相談したという。

すると、その時の中居は「そこそこの顔してるから、出た方がいい」とアドバイス。これを受け、小園は「SMAPに言われたらやるしかねぇな!」と自信をつけて、芸能界入りを決断したことを明かした。

しかし、この話を聞いた中居は「ごめん、あれウソだった!」と、社交辞令であったことを認めて謝罪。「勘違いで入ってきちゃったんだな!」と言われた小園は「えっそうなっちゃいます!?」と困惑を隠さなかった。

芸能界の中でも、俳優という道を選択した理由について、小園は「(アイドルをやるにしても)歌もダンスもヘタくそだったので…」と説明。この言葉に敏感に反応した中居は「こんなこと言うのもなんだけど、大丈夫。俺、これで30年近くやってきている」と、実績を踏まえて強調した。

一方、父と同じ芸人という道については「小さい頃はなりたかったです」と願望があったそうだが、ある出来事で挫折したそう。それは、小学校の時にヒロミとともに参加した岩城滉一のホームパーティーで、弟と2人でネタを披露したこと。結果、岩城をはじめ誰1人笑わなかったことがトラウマになっているそうで、「芸人だけは絶対なるもんか!」と強い決意を振り返ったが、バカリズムには「(プロの)芸人でも、その舞台は厳しい」と過酷なコンディションに同情されていた。